7月27日、ビットコインは1万ドルを回復した。ここ数週間は週末に下落傾向を見せたビットコインだが、今週末は来週のFOMCでの利下げを見込んで仕掛ける投資家も多いのではないかという声も出ている。



過去1週間、ビットコインのボラティリティ(変動幅)は小さかった。イーサリアム ウォレット→→→: イーサリアム

ビットコイン(BTC)の採掘難易度(ディフィカルティー)を使った価格予想が仮想通貨業界で話題になっている。

ツイッターアカウント名PlanBとParabolicTravが「ビットコイン価格/採掘難易度が底をついた時のビットコイン価格」を元に共同作成したグラフによると、歴史的に採掘難易度が底をついた時(マイナーの降参時)に強気相場が始まっている。

米国ではこの時期から早くも夏休みを取り始める金融関係者も多い。前の週に仮想通貨がメディアの注目を集めすぎて、「度がすぎてうんざりした」という見方も出ている。

一方、日本の投資家はビットポイントの仮想通貨流出事件や仮想通貨推進派の藤巻氏が参議院選挙で落選したショックから立ち直れず、取引量が伸びなかったのかもしれない。

PlanBは、採掘難易度の底は2011年12月(4.6ドルの時)と2015年5月(230ドル)、2018年12月(3691ドル)の時につけたと指摘。その後のそれぞれの強気相場で価格のピークは底から100倍の地点まで上昇しているため、今回も過去の傾向通りにいけば37万ドル(約4000万円)まで上がると予想した。

ビットコインの採掘難易度は、10分に1回のブロック生成を維持するため2週間ごとに変更される。一般的に、ネットワークに参加するマイニングのパワーが小さければ、採掘難易度は下がる。一方、ネットワークへの参加が増えれば、採掘難易度は上昇しする。

来週の30日と31日はFOMC(連邦公開市場委員会)だ。FRB(連邦準備理事会)が0.25ポイントの利下げをするというのが大方の予想で、中には0.5ポイントの大幅利下げ予想もある。

米マーケット調査会社のトム?リー氏は、米国時間で今週末はビットコインが動くかもしれないと指摘。「利下げ=ドル安=ビットコイン上昇」と分析し、ここ数週間続いた弱気な週末というパターンが崩れるかもしれないと予想した。

執筆時点の米ニューヨークの時刻は、7月27日(土)午前3時ころである。