ガソリン高騰どころの話ではない | 一体現実は何を把握しているのか

一体現実は何を把握しているのか

書ける時に書きたい事を。

あなたの薬も「中国製」 影の製薬大国が握るサプライチェーン

 

 

いやー、これは知らなかったなぁ。

薬の多くは、国内生産だと思っていた。

当たり前だが、薬も原料は輸入、コモディティ、なのだ。

あらゆる分野で自給率の低い日本。

やっぱり、イーロンが言ったとおり、何かあれば消滅、なのか。

 

 

中国は、今回のロシアの侵攻を、(領土拡大の)実証実験として見ているのではないかと思う。

こういうことをすれば、世界はどう反応するか。

表には極力出ずに、じーっと観察して、データを収集し、今後のための対策を練る。

少なくとも、今後の政策のため、ロシアを恰好の反面教師としてとらえているだろう。

 

だから、国内でのあらゆる分野の内製化を急ぎ、万が一経済制裁を仕掛けられても、影響の少ない国にする。

逆に、対抗する相手には、原材料の供給停止という制裁カードを持つ。

怖いなぁ。

 

それから、ロシアと違い、中国の領土拡大路線は、もっと狡猾だ。

国内は香港のように強硬だが、他国への進出は、武力ではなく、金(見返りの大きい援助)。

ずいぶん前から、アフリカなどでは起きていたが、最近大きな形で露呈したパキスタンの債務の罠がその例だ。

 

 

しかし、中国と西側諸国が対峙するような状況になり、この記事にあるような不安が露呈すると、ガソリン高騰どころではない。

どんなに、設備や技術があっても、医療を行えない状況になれば、もはや弾も金も必要などないのだから。