このロイターの記事では、以下のように書かれている。
「国連の科学者パネルは、地球温暖化と土地利用の変化、そして人とモノの移動の増加といった要因が複雑に絡み合った結果、デング熱やライム病といった疾病が新たな地域へと広がりやすくなり、その傾向は悪化しつつある、と指摘する。」
「豊富な水が蚊の繁殖を助ける一方で、干ばつの増加と樹木の減少により渡り鳥の生態系が制限され、個体同士の距離が近くならざるを得ず、複数の疾病が拡大しやすくなっている。」
「都市化とともに森林破壊が進む。鳥類のための空間が減ると、疾病のまん延が加速する」
「ウエストナイルウイルスを長い距離にわたり運ぶのは鳥だ。感染した蚊に刺されることでウイルスを受け取り、渡りのルートに乗って飛び、その先でまた蚊に刺され、その蚊が人間やそれ以外の動物、主にウマに病気を拡散する。」
「ウエストナイル熱は通常のインフルエンザや蚊が媒介する他の疾病と混同されやすく、患者が同ウイルスの検査を受ける例は少ない。」
「ウエストナイル熱は無症状や軽症で済むことが多いが、感染者のうち150人に1人は、髄膜炎など深刻な神経系合併症を発症し、死に至ることさえある。」
「ウエストナイルウイルスに対するワクチンは、ウマ用に開発された1種があるだけで、ヒト用はない。」
環境は微妙なバランスのもとに保たれているが、ちょっとした変化が大きな変化を生み出すことも。
今年は、東南アジアの国でデング熱が流行しているし、東京では蚊が大量発生している、とも聞いた。
危ういバランスが崩れなければよいが。

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