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一昨日、5月5日は立夏でした。

暦の上では夏の始まり、実際に気温も日本各地で上昇し、夏日となったようです。

北海道の札幌でも午前中に25.2℃まで気温が上がり、今年初の夏日だったとか。

 

そして夏といえば、紫外線も気になってくる季節ですね。

 

【紫外線】

photoAC:たんたんめんやきそばさん

春の肌寒さも次第に落ち着き、日差しも強くなってきました。

紫外線は目には見えませんが、もちろん目に見える日差しの変化に伴って紫外線も強くなってきています。

 

《紫外線の増加と備え》

紫外線は冬至(2021年は12月21日)の頃が一番弱く、量も弱く少なく、夏至(2022年は6月21日)の頃が一番強く、多く降り注ぎます。

 

5月になるとお昼前後では紫外線の身体への影響を数値化した“UVインデックス”も強いとされる数値の8を超えてきます。

日中にお出かけされる際には、日焼け止めの使用、ひさしのある帽子の着用、長袖の衣服などで素肌を隠して直射日光を浴びないようにするとよいでしょう。

 

※UVインデックスとは紫外線が人体に及ぼす影響の度合いをわかりやすく示すために、紫外線の強さを指標化したものです。 国内では環境省から「紫外線環境保健マニュアル」が刊行され、この中でもUVインデックスに応じた紫外線対策の具体的な例が示されています。

《UVインデックスの指標》
1〜2 弱い 安心して戸外で過ごせます

3~5 中程度→→→日中はできるだけ日陰を利用しましょう。
6~7 強い→↑  出来るだけ長袖シャツ、日焼け止め、帽子を利   用しましょう。

8~10 非常に強い→→→→日中の外出はできるだけ控えましょう。
11+  極端に強い→↑  必ず長袖シャツ、日焼け止め、帽子を利用しましょう。

 

【コントロールカラータイプの日焼け止め】

photoAC:marokeさん

最近ではただ紫外線を防ぐだけでなく、肌色を調整する機能を持たせた日焼け止めもあるようです。

日々のメイクに取り入れるだけで、かつ、お肌もきれいに見えるのは嬉しいですね。

 

参考:コパトーン

参考:DailyMORE

 

【日焼けしたい場合?】photoAC:marokeさん

《素肌?それとも肌に何か塗ったほうが良い?》

素肌のままは炎症など肌に大きな負担がかかるのでお勧めしません。

炎症を防ぐSPFの数値が低いもので肌を守りながら、きれいな日焼けを目指すのがよいでしょう。肌の色が濃くなるにつれて、SPF値を下げていっても良いかもしれません。

※メラニン色素が増え、肌の色が濃くなると炎症を起こしにくくなります。

参考:gooランキング

※様々なランキングがある中で、紫外線の影響を極力抑えたSPF30、PA+++の商品を上げていたのでこちらのランキングを載せました。

※日焼け用のサンオイルなどは炎症を防ぐよう設計されています。炎症を起こすのは主に紫外線の中でもUVBと呼ばれるものです。サンオイルなどは最低限炎症が起きない程度の紫外線防御の力しかないので注意が必要です。

※炎症が起きなくても紫外線にさらすことで、皮膚の線維を壊してしまい、シワになりやすい、弾力が低下するなどのリスクもあります。

 

《日焼けする時間および時間帯》

時間は初めは数十分程度など、短時間から始めたほうが良いでしょう。

理由は、表皮内にメラニン色素が少ない状態では、紫外線による肌の炎症やシミなどの色素沈着などの害が起きやすいからです。

 

日焼けをする時間帯も重要です。

5月の時期は11時から13時(真夏は10時から14時)は紫外線が強いので肌にダメージを与えやすくなります。その時間をさけたほうが良いでしょう。

 

《茶色く変化するまでの時間》

小麦色に日焼けするのは、実は紫外線を浴びてからかなりの時間を要します。数時間後ではなく数日後に変化があらわれます。そのため、日焼けで茶色くならないといって短期間に日光を長時間浴びるには危険です。

 

紫外線を浴びて数日後に皮膚の色が濃くなり始めるので、毎日少しずつ日光を浴びて、少しずつ色の変化を確認するようにしましょう。