3年ほど、ヨガを習っています。


地震の直後はスタジオもしばらく休講していましたが、昨日、いつも通っているクラスに久しぶりに出席することができました。


いつもは5~6人ほど出席するのですが、昨日の生徒は私一人! 真冬並みに冷え込んだため、出足が鈍ったのか・・・

おかげでマンツーマンの贅沢な時間を過ごすことができました♪



クラスの先生は1本芯が通った素敵な方で、いつも元気をもらっています。

マンツーマンのメリットを活かしていろいろとおしゃべりしましたが、地震についての先生のことばが深く響きました。



「こういうときこそあわてずさわがず、いつもどおりにクラスを開くことが大事なの。ヨガの先生がブレていたら、ヨガの先生にはなれない」


「少しくらい放射線を浴びてもすぐには死なないだろうし、もしそういうことになってもその事実を受け入れる。たまたまこの時代に生まれて、たまたまそういうことになったのだから、それは仕方のないこと」


「非常事態のときこそ、人の本質が表れてくる。こんなときに、いかに普通に生活して、普段どおり過ごすか。それが大事」



いつもこの先生のクラスを受けて、先生のことばに「力強さ」「芯の強さ」を感じていましたが、今回改めて先生の「ブレない」姿勢が私の心と体に響いてきました。



私自身、決心をしてもしょっちゅう気が変わったり目標が変わったりと、みずからの「ブレ具合」にうんざりすることがしばしばです。

いかにブレずに動じずに平常心でいられるか。

ヨガを通して、「ブレない」芯の強さを身につけたいものです。
地震の影響で、ブログがずいぶん空いてしまいました。

地震直後はテレビやネットの情報に振り回されて
なにも手につかない時期がつづきましたが、
ここ1週間ほどでようやく気持ちも落ち着いてきています。



さて、タイトルの「ありがとう」について。


私はけっこうネガティブ思考というか、頭がカタく、
ちょっとしたことがうまくいかなかったり失敗したりしたただけで
すぐに「ああ、どうしようどうしよう」とぐるぐる悩んでしまうタチです。


この思考グセを改善すべく、この1年ほどいろいろと自分なりに訓練をして
すこしずつポジティブ思考になってきているかな?と思うことが増えました。


ポジティブ思考になるにもいろいろ工夫がいりますが、
とりわけ大事なのは「ことば」だということを知りました。



それも、「ポジティブなことば」です。



ある方のブログで

「いろいろと問題を抱えてしまった時期に、ひたすら『ありがとう』と口にすることを続けたら
状況がすぐに好転した」

との話を見つけました。


で、落ち込んだ時はそれをまねしてみることにしたのです。



はじめは感情がこもっていなくてもいい。

とにかく「ありがとう」と声に出してみる。何度も何度も。


すると不思議なことに、すこしずつ気分が晴れてくるのです。


そして「ありがとう」と言えることごとがつぎつぎ胸に浮かんでくる。



おいしいご飯が食べられること、

暖かい布団で眠れること、

大切な友人とおしゃべりできること・・・


みんなみんな、ありがとう。

そんな気持ちになっていきます。





ネガティブなことばを口にすると、知らず知らず心も状況も良くない方へすすんでしまう。

反対に、ポジティブなことばを口にすると、心も体も状況も明るい方へ進んでいく。

そんな法則があるそうです。


「ありがとう」。

つらいとき、落ち込んだときにおすすめです。
古本屋で、村上春樹の「走ることについて語るときに僕の語ること」を買いました。


走ることについて語るときに僕の語ること/村上 春樹

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作家になる前の生活、作家になってから走り始めたこと、これまでに挑戦してきたマラソンについて・・・


作家のごく私的な想いをつづった文章なのに、なぜか強く共感する、あるいは心を動かされることばがあちこちに埋まっています。


その中でひとつ、「今のわたし」にとって特に心をうごかされた文がありました。

村上春樹が学校での勉強に興味が持てなかったこと、勉強に興味を覚えるようになったのは社会人になったあとだったことを語った後、以下の文章がつづきます。





「自分が興味を持つ領域のものごとを、自分にあったペースで、自分の好きな方法で追求していくと、知識や技術がきわめて効率よく身につくのだということがわかった。


たとえば翻訳技術にしても、そのようにして自己流で、いわば身銭を切りながらひとつひとつ身につけてきた。


だから一応のかたちがつくまでに時間もかかったし、試行錯誤も重ねたが、そのぶん学んだことはそっくり身についた。」







わたしが本格的に翻訳の勉強を開始してからしばらく経ちますが、つい「早く仕事をしたい」「効率よく技術を身につけたい」という焦りに似た想いが先走ってしまいます。


効率のよい勉強法を探して、あちこちのサイトを巡り、本を読み漁り・・・
様々な情報を集めました。


でも、いくら方法論や技術論や手段やツールの情報を仕入れても、それを実際に自分が使ってみなければ意味がないのですね。


自分で使ってみて、上手くいくこともあればいかないこともあり。

試行錯誤しながら自分の体で感じ、考え、経験したことが結局は一番よく身につく。


焦らず、自分の体を使ってひとつひとつ試していこうと改めて想いました。