2016年からフィリピンへの短期移住を計画し準備してきましたが、コロナ騒ぎで行けなくなり、とうとうビザをキャンセルしました。
悩みに悩んだ末、キャンセルを申し込んだのは去年の6月。処理が終わって預けていたお金が戻ってきたのは今年に入ってから、と半年がかりでした。
フィリピンの処理は時間がかかると理解していたけれど、去年の春はマニラでも緊急事態宣言で官公庁もほとんど稼働していない状態だったので、落ち着いたころを見計らって申し込んだのです。そしたら余計に時間がかかってしまった
6月の申し込みの後、日本での公証手続きなどの代行をお願いし、書類がそろってフィリピンで申請してもらったのが7月、その後夏休みは処理が滞るので遅くなるだろうなとは思っていましたが、9月に確認してもらったところ、まだ処理が済んでいないとのことでした。
そうそう、ビザをとった時も8月でしたが、担当者が夏休みに入ったから処理が止まっているって言われましたもんねえ。
気長に待つのは構わなかったけど、更新期限が過ぎて延滞料が取られやしないかと、その点を心配していました。が、受付は期限前だったので大丈夫とのこと。もっと早く申し込めばよかったと後悔していたところだったので、ほっとしました。
ところで、ビザをキャンセルするかどうか悩んだ時、それぞれに良いことと残念なことがありました。もうビザは取りにくくなってしまっているので、持っていること自体が大きなメリットだし、しかもSRRVは現地で割引が効くサービスが多いのです。それも持っていた方が良い理由です。
でもいったん決めて行動した以上は、キャンセルして良かったと思うようにしてます。たとえば米ドルで200万円ほど戻ってきたと思えば、今後の旅行で両替なしで使えていいじゃない!それまではFX口座に入れておけば証拠金として利用できるし…と。
それに何より早めにキャンセルして良かったと思った点は、先延ばししていたら返金を受け取るのに苦労しただろうということ。今回、S〇NY銀行で外貨受け取りをしたのですが、これが噂にたがわず審査が厳しくて
送金元との関係という欄に、「ビザ取消に伴う預託金の返金」と書いたのですが、証拠書類と年収がわかる証明を出すようにとのメールが来ました。
とりあえずこちらから送金した時の記録と、退職庁から届いた受領レター、キャンセル処理完了のお知らせレター、そして念のためビザ取得に必要な預託金が書かれているパンフレットも送ってみました。
3年も前のことだし、それぞれの書類が違う場所に保管してあったので、集めるのに苦労しました。これがもし何年も先だったらと思うと、書類どこやったっけ となりそう。
実は返金受取り銀行をS○NY銀行に指定して、後から外貨受取が難しいとの口コミを読んだもので、ずっと不安だったんですよね。確かに私も、前に海外FX会社にドルを送金しようとして、事前登録を断られたことがあって、大丈夫かな?と心配でした。
まあ私が送金しようとしたバイナンスは法人登録がセイシェル諸島になってるからダメだったのでしょうが、バイナンスなんて皆普通に口座開設して取引してるのになあ…。
結局、送った書類で事足りたようで、無事に受け取ることができましたが、今後のことを考えて、半分を他の口座に移しました。不便はセキュリティがしっかりしている証拠なので、仕方ないことではあるんですけどね。
さて、気になっていたビザの解約が済んだので、次は何をしようかな?まだ新しい目標が見つからないけれど、とりあえず興味のわいたことから少しずつ始めてみます。