前回まで、あまり時間をかけずに株を選ぶ方法を書いてきました。
本当は、じっくりいろいろなデータを調べて買う方が良いのは間違いありません。
だけどそれじゃいつまでたっても買えないし、実際に一度買ってみると、机上で勉強しているより頭に入ってくるスピードが全然違うので、最小限に調べて買う方法をご紹介しています。
やっぱり、買った後は少しずつでも時間を作って勉強するようにしましょう。損をしないように。
さて今日は、SBI証券で見られる分析グラフの見方についてです。
もう一回おさらいすると、SBI証券にログインしたら、株価検索欄に銘柄(社名)を入力して、出て来たページの『分析』をクリックします。(詳細は⇒過去記事)
すると、右側に出て来るグラフが、同業種の平均値と比べた結果になっています。
↑たとえばこの株は、将来成長する要素がたくさんあるのに、本当の実力より低く評価されている(割安)。お金のやり繰りも上手だけど、みんなは見向きもしていない株(市場トレンドが低い)なんだな~とわかります。
↑この株も似たような感じだけど、A社よりも小さい(規模が小さい)会社だと読めます。
↑そしてこの株は、誰もが知っているような大きな会社でお財布事情もかなり良い。今までの流れからこれからも上がると予想される(テクニカルが◎)けれど、割高ですよね。しかも人気がほとんど無いみたい。市場トレンドが同業種他社と比べて低すぎます。
さてさて、これらの株、皆さんは買いますか?
考える時間
チーン
私だったら…
A社の株は、他の人が見向きもしなくても、将来性があって財務面も安心、しかも割安ってことで買います
B社の株は、悪くはないけどあまり魅力を感じないので、予算が余ってたら買います。
そしてC社の株は、仮にこの成長性がもっと高かったとしても、割高だから買いません。
でも、買っても大丈夫か?という意味で言えば、どの会社も財務健全性の数値が良いので、比較的安全と思います。
ただ、ゲーム会社のような業種とか、まだ新しい会社などは財務健全性の数値が悪く出がちなので、すべてが当てはまる訳ではありません。その点はご了承ください。
皆さんもNISA枠を無駄にしないように、ぜひトライしてみて下さいね