連休が終わると毎年、子供たちにも疲れが見え始めますよね。
新しい学校に進学した子は尚更です。
おとといの新聞(5/6日経)に出ていた記事は大学生の例ですが、
中高生にもあてはまるのでご紹介します。
立教大学の学生相談所に相談に来る生徒が年々増加しているそうです。
4月~6月の新学年に慣れた頃と10月~12月の就活に悩む時期は、1年を通した二つの山場とのことです
相談件数が増えているのは、必ずしも悩み事を抱える人数が増えているだけでなく、多くの中学や高校でスクールカウンセリングを設置しているため、子供たちが相談慣れして来ているからだと記事には書かれています。
担当のカウンセラーは、大人の社会と同じく学生たちにも余裕がなくなっていると述べられています。友達どうしでじっくり話し合う機会も減っていると。
たしかに、子供の話を聞いていると、どうもお互いに遠慮しすぎているような気がします。(あまり深入りしちゃ悪いと思っているというか…)
たとえば息子は、小学校が同じだった人たちとLINEでつながっているので、久しぶりに会って遊んだらしいのですが、どこの高校に進学したか聞きづらくて聞かなかった、しかも誰も切り出さなかったというのです。
「どこに決まったの?」
くらい、昔だったら気楽に気けたのに、何だかよそよそしさを感じます
記事に戻ると、SNS関連の相談事はやはり増えていて、仲間はずれにされたとか、付き合っている人から行動チェックが入るなどの相談があるそうです。
休み時間などに一人でカウンセリング室に行くのは勇気がいるとは思いますが、人に(特にプロに)話すことで何かが変わることはよくあります。
「カウンセリングを受ける」と構えるのではなく、「たまにはのぞいてみたら?」のように、カウンセリングが気軽に寄れる場所であることを、普段から子供には話しておきたいものです。