・探求する人
・知識のある人
・考える人
・コミュニケーションができる人
・信念のある人
・心を開く人
・思いやりのある人
・挑戦する人
・バランスのとれた人
・振り返りができる人
どこかのリーダー育成本みたいですが、これ、IB(国際バカロレア)が目指す教育理念です。
「この基本理念やカリキュラム、バランスの取れた教育は、ハーバード大学やオックスフォード大学などの名門大でも高く評価されている」
と一昨日の新聞(1/21日経)に書いてありました
国際バカロレアというのは、1968年にスイスに設立された機構(IBO)が、
国際的に通用する大学入学資格を与え、国際的な人材の育成と大学進学ルートの確保を目的に開発したプログラムだそうです。
大学へ入学を希望する高校生を選ぶ、世界的な共通基準…とでもいったところでしょうか。
日本では、2012年6月現在で24の学校が認定を受けているそうです。
(⇒文部科学省のサイト
)
記事は、その中の1校、立命館宇治高校の東谷教頭が書かれています。
なになに?授業の中身をちょっと見ると、こんな感じになっています。
◎科目の選択(下記グループの中から6科目)
・母国語、または第1言語
・第2言語
・個人と社会
・実験科学
・数学とコンピュータ化学
・芸術
◎教科外活動(以下の3つの要件を満たす必要あり)
・選択科目に関連した課題論文の作成
・理論的思考力や批判的思考力を養う「知識の理論」の履修
・創造性、活動、奉仕での教室外の活動
(文部科学省のサイトより抜粋)
なるほど~、これは最初から海外の大学に出ようと思う生徒でない限り、
履修する意味が薄くなりますね。 日本の受験事情とはかなり差があります
そうやって見てみると、ニュースや新聞のあちこちで「大学改革!」と言っているけれど、まだまだ道は遠そうです。
国際バカロレアについてもうちょっと知りたい方は、過去記事をどうぞ