私はFPではありますが、恥ずかしながら計算のセンスがありません。
(電卓があるから仕事は大丈夫ですよ~(^O^)/ 一応言っとかないと…)
それがコンプレックスなので、よく脳トレとして歩きながら暗算をしています。
計算が得意な人とそうでない人は、考え方にどのような違いがあるのでしょう?
子どもが小学生になると、まずは九九を覚えた覚えないで、お母さんたちは
躍起になります。算数の授業を少人数のグループ制にして習熟度別に行う
学校も多くなりました
計算の仕方には、どうやらコツがあるらしいということがわかりました。
たとえば日常の生活の中でも、買い物に行ってお釣りがいくらか瞬時に
計算できるか?とか。
子どもに教える良い方法があります。(これは私が実践済)
「足して9になるようにし、1円のところだけ10になる数字を探す」
言葉は皆さんのお子さんがわかりやすい言葉を選んであげて下さいね。
たとえば658円のものを買う時、1,000円出した時のお釣りを出す場合。
紙に書いて縦に計算すると、1の位から計算しますが、
頭の中では左の位から計算した方がわかりやすい。
だから、全部足して9、最後だけ10と覚えるのです。
頭の中…
9-6=3, 9-5=4, 10-8=2
だから 342 円!
あまりおつむの良くない我が息子も、この計算だけは早くできるようになりました。
計算のちょっとしたコツがわかると、算数に対する苦手意識も減って来ます。
こういう ”計算のコツ” が載っている本があったので、数年前に買いました。
私が買ったのは『計算力を強くする2』ですが、
『1』も恐らく基本的な計算のコツが載っているのでしょう。
ちょっとだけ抜粋すると、
296+317=?(ちょうどの数に少し満たない数の足し算)
これは 300+317 としておいて、後から多くした4を引きます。
どうです?まともに頭の中で暗算するより早く答えが出ませんか?
ほかにも、ややこしい割り算は二重割り算で…など、子供に教えてあげたい
計算のコツがいっぱい載っています。
また、私たちの日常生活にも役立ちそうな、平均をさっと出す方法や、
来年の日付の曜日を当てる、外貨で表示されている値段を素早く円換算
などが紹介されています。
「計算早いねえ」とほめられることで、子どもが算数好きになってくれたら
いいですね。