先日、他院から紹介された患者さんが来院されました。
紹介状の内容には、自殺願望及び、不眠障害と記載され処方薬としてflutoprazepam系、benzodiazepineが処方されていました。当然、精神疾患になりますが、このようなケースではみさなんはどうされますか
誤薬はおいとき何が最善の処置&アプローチなのか真剣に考えないと互いに駄目になってしまします。アプローチの手法等…医師能力が試される時でもあります。
整理すると~女性は28歳(既婚者)旦那は32歳で病院には数回来ただけ。理由・・・妊娠後6ヶ月で前期破水になり胎児死去からくるものです。旦那は妻が殺したと叫ぶし離婚と叫びまくるので帰宅してもらってます。確かに奥さんにはどこぞの科が処方してくれたbenzodiazepineの大量投与で薬物性依存。
家庭環境も悪く精神生理性不眠症も認められました。処方薬も悪く・・・かつパニック&自殺願望と(汗)かなりの難題なので科でアプローチを考える事になったんですが、なかなか浮かばないものですね。
その時に昔の恩師がよく似た経験をされ、言っていた言葉がありました。若干編集しましたが・・今急がなくても、人はいつかは亡くなるんだよ。
人間の一生って数十年で終わってしまい、それからは無限に死があります。赤ちゃんは先に逝ってしまったけど・・・死後は時間や年数って関係ないから、あなたがすぐに逝かなくても、寂しがらないですよ。だから、これからの人生を頑張って代わりに生きてあげて、それから向こうに逝きなさい。
その時にあなたが人生で見たものや経験してきた事を、赤ちゃんが経験出来なかったこちらの世界を、沢山赤ちゃんに話し聞かせてあげてください。こちらの世界での出来事をいっぱい話してあげると赤ちゃんも凄く喜んでくれますよ。
俺にとっては凄く心に残る診察だったと懐かしく思い出しました。今般・・・簡単な診察で薬物療法から不安を除くといったのをよく目にしますが、薬はあくまでも補助薬であり、互いの疎通が出来ないと治る病気も治んないです。
如何に信頼関係が結べるかが大事な事・・・自身を踏まえ思い出させて頂く事ができました、先生の教えは先ずは会話からでしたよね。
もう先生とは会いたくても会えませんが、数十年後…成長した姿で行きますので語り合えるの楽しみにしてます♪