避難階段・避難廊下などを有孔折板にて包むことに様々な法律の規制がある。
用途・面積・構造階層・ 廊下・通路など、有孔折板パネルの開口率が問題に定義される。
フリーデザイン対応のエテルニットは、様々な要望に対応してつくるオーダーメイド製作する、有孔折板である。
この事例は、９階建て、開口率51％以上を必要とする非常階段。
W-145 のパネルを縦長角孔に有孔加工して成型、リン酸処理を施した製品である。
更に、隙間を空けて透け感を演出した。
ボルトが表面に露出しないボルトレス工法。
消防法はクリアしていても、建築基準法ではクリアしていない要件（建物）というのは結構多いので、役所の建築課に確認する事をオススメします。
消防法第8条の2の4
学校、病院、工場、事業場、興行場、百貨店、旅館、飲食店、地下街、複合用途防火対象物その他の防火対象物で政令にて、定めるものの管理について権原を有する者は、当該防火対象物の廊下、階段、避難口その他の避難上必要な施設について避難の支障になる物件が放置され、又はみだりに存置されないように管理し、かつ、防火戸についてその閉鎖の支障になる物件が放置され、又はみだりに存置されないように管理しなければならない。
東京都火災予防条例第3章
第54条の2 避難施設には、火災の予防又は避難に支障となる施設を設け、又は物件を置かないこと。
