君のボールはいつも
届かない所へ飛んでいく
君はボールを何度も投げた
「とれるわけないだろ!」呆れながらも 慌てて追う
「とれなくてもいい」と 君は微笑んでた
夕焼けが終わっても
キャッチボールは続いてた
君はちょっと飽きた顔
思いついた顔
コントロール無視の
カーブ投げた
「とれるわけないだろ!」呆れながらも 必死でとる
「とれないと思った」と 君は驚いてた
カーブの様な愚痴
消える魔球の様な優しさ
君のボールはいつも
届かないところへ飛んでいく
とれるわけない球も 呆れながらも 必死でとる
「とれなくてもいい」と 微笑んで欲しくない
今まで
見逃した 優しさや愚痴やいろいろ 必死で追う
キャッチボールは続いていく
いつまでも続いていく
上手くなって 距離を置く
心は近付いていく
君の声は遠くなり
君のコエが近くなる
カーブの様な・・・
消える魔球の様な優しさ