ふと出てきた友人の「アート作品集」




時を超えて、とても新鮮に

私達に訴えかけるアート


その凄さを改めて感じました


彼女の名前は「朝子」

ロンドン🇬🇧に住んでたときの留学仲間で

素敵な青春を共に過ごした友人です


でもある時

癌が見つかって

あっと言う間に

天国にいってしまいました

20歳という若さでした


夏の蒸せ返るような暑い日


骨と皮だけになった朝子は

いつも辛い辛いと言って

お母さんにお腹をずっと

サスってもらっていました


殆ど会話も出来ない状態で

それでも最後に

私が病室に訪ねたとき

朝子はこう言ったのです


「ロサ、もう会えないかと思ってたよ。来てくれてありがとう。」


って


私は朝子に会いたかったから

帰る予定を一日ずらして

会いにいったことを


もうろうとする意識の中で

彼女はわかってくれていて


人は肉体的に衰えていても

精神は鮮やかに

生きていることを

この時

初めてしりました



肉体は消えても

その人の残した言葉や

思いというのは

ずっと消えない


だから

私は深い呼吸を

するときに

天国に旅立った

愛おしい存在を思い出す


あなたが生きている今日は

誰かが生きたかった

未来なのかもしれない


だから

決して

命を無駄にせず

愛するものの為に

この命を使いたいと

今日もまた思うのでした




Love Rosa x