おはようございます。本日もお読み頂きありがとうございます。
東北で発生した地震で、大きな被害が出なくて良かったと安堵していたら、電力不足が発生して、ついに、東京電力管内で「電力需給ひっ迫警報」が発令されました。
え!まさか。
と思った方は多いと思います。
今回の地震は、長周期振動と呼ばれる、ゆっくりとした揺れが大きかったといわれています。私の友人も、関東に住んでいるのですが、気持ちが悪くなるほど大きな揺れがかなりの時間続いたと言っていました。その揺れのせいで、火力発電所に被害がでたのでしょう。長い煙突やクレーンなどは、長周期振動に弱そうですから。
そのような被害は、なかなか防ぐ事は難しいと思います。逆に、発電所が自動停止して、大きな事故にならなかったのは、日頃の点検と、発電所をコントロールする高い技術力のお陰だと思います。
それよりも、ビックリしたのは、11年前にフォッサマグナで分断された周波数地域間の電力相互融通の仕組みが、まだ整備されていないという事実を知ったことです。喉元過ぎれば熱さを忘れる。あれだけ問題視されていたボトルネックを解決していなかったのです。やはり、東電は管理能力ゼロなのでしょうか。
その真逆が、JRです。新幹線が脱線したと報じられましたが、じつは、先の大地震で発覚した、走行中の地震に弱い新幹線の仕組みを、すぐさま、改良していたお陰で、車両が脱線はしたけれど、人的な被害が出なかったのです。分かった脆弱個所は、すぐに改善する。人命を預かる企業として賞賛すべきでしょう。もっと、マスコミは報道すべきだと思います。
その真逆が、東京電力です。今回の火力発電所の被害は、『まさか』の出来事だったとは思いますが、どんな理由であれ、自然災害や人災を含めて、発電能力の何パーセント喪失した場合、どんな対応を行うかを事前に検討し、準備すべきだったと思います。
特に、原子力発電所という未使用の資源があるのですから、きちんと議論して活用方法を準備しておく必要があったと思います。
自前で不足する電力を賄えず、他の電力会社からの支援も受けられない事態は、先の震災以降の10年間に、何をしていたかと問いたいと思います。
電力は、一番大切なエネルギー源です。電気が止まれば、確実に死者がでます。その大切な電力を提供しているという自負、責任感をもって会社を経営して欲しいと思います。
終
