おはようございます。本日もお読み頂きありがとうございます。
人類は、価値を求めて活動し成果を出してきました。その価値とは『より多く、より早く、より優れている』という、比較対象のある価値観です。言うなれば、スティーブン・R・コヴィー博士の「七つの習慣」にある「アウトサイド・イン(外部刺激からの影響)」で満足度を感じる状態です。
しかし、最近の社会情勢をみていると、この「より良き世界」という比較対象が、誰にとって良い世界なのか、比較され、劣後していると定義された世界にいる人たちはどうなるのか、という疑問の答えが、毎日報道されている難民の姿です。
正義を口にした時点で、価値観を相手に強要しています。その価値観は、相手にとって有利な事はありません。勝つか、負けるか、勝てば官軍であり、正義を語れるのです。
今の世界情勢に於ける解決方法を論ずるほど知識がないので触れませんが、少なくとも、比較による価値観で世界をみていると、必ず不幸や限界がやって来るのは事実であると確信できます。
これを乗り越えるには、コヴィー博士の言うところの「インサイド・アウト(内なる価値に基ずく行動)」の思考習慣を身につける事が、大切だと思います。つまり、他者と比較するのではなく、自身の価値観で世の中を見て、自分の頭で考え、そして行動する事に尽きると思うのです。
そうあるためには、自身の心の中の倫理観、人生観を静かに見つめ直し、幸福とは何かを考える必要があります。幸福について心理学者のアドラー氏は、「自己肯定」と「帰属意識」「貢献感」が元になっていると言っています。これらは全て自身の心の中にあるものであり、決して外部がかもたらしてくれるものではありません。
世界平和などど大きな事は言いませんが、少なくとも、個人の心の平安は、周りの人や社会を幸せにし、結果的に幸福の輪が世界に広がると考えています。そういった意味で、『比較による価値観』の重視から、『個人の価値観』の重視に変換(シフト)しなければいけないと感じてします。
終
