おはようございます。本日もお読み頂きありがとうございます。
30年ぶりの円安らしいですね。30年前と言えば、バブル崩壊が始まった年です。失われた20年とも30年とも呼ばれる時代始まり時点の為替レートに戻ったという訳です。
確かに、ロシアによるウクライナ侵攻で世界の政情が不安定化している上に、アメリカが金利を上げて、ドルを吸い上げようとしているために発生している事象だと思います。しかし、日本の内側にも問題があるのではないでしょうか。
その大きな原因は、エネルギー問題だと思います。私の拙い経済知識では、お金を含めて物の価値は希少性で決まるとなっています。つまり、円安は市場(海外に)円が存在しすぎるがために値下がりしていると考えています。
では、なぜ、円が海外に流れているか?ですが、その多くがエネルギーを海外から購入しているからです。東日本大震災で甚大な被害の原因だった原子力発電所は、その後、全国のほとんどの原発を停止させました。不足する電力は、老朽化した火力発電に頼っており、それらを稼働させるために、外国から燃料を輸入する、イコール、円を海外に垂れ流す。これが、問題の根本だと思うのです。
『あつものに懲りてなますを吹く』と言う諺があります。一度痛い目にあうと、絶対に起きないような事にも慎重になってしまう、極端な対応を戒めた言葉です。まさに、日本の原発対応は「なますを吹く」状態ではないでしょうか。
翻って、ヨーロッパでは、カーボンフリー、脱原発という矛盾に満ちた政策に限界を感じて、脱原発の御旗を下げるようです。そもそも、原発は有限な化石燃料からの脱却の為に開発された施設です。それをCO2排出とセットで禁止するなんて、不条理この上なき政策だと思います。
日本も、福島の原発の教訓を活かして、対災害性を高めて、再稼働させるべきです。何よりも、停止期間が長引けば、原発を安全に運転するための技術者がいなくなってしまいます。根拠はありませんが、もうすでにそのような状況になっていると思います。
最近の地質調査により、日本にも天然ガスやレアメタルなどが豊富に埋蔵されており、加えて、レアメタルを使わない電池や半導体の開発も進んでいます。そうなれば、日本国内で経済が回り、為替レートが意味がなくなる日が、そう遠くない未来に実現されると思います。
富に縛られている内は、絶対に国際紛争を無くす事はできません。なぜなら、紛争が起これば、武器の消費が活発化して富を得る輩がいるからです。しかし、これから富の概念が変化し、富の力が無力化し、世界が平和になって行くと思います。
その先鞭をつける事ができるポテンシャルを持った国が日本だと思います。その第一歩は、原発再稼働による円の垂れ流しを防ぐ政策だと思います。
終
