おはようございます。本日もお読み頂きありがとうございます。

 

 

人は、様々な経験を経て現在を迎えます。その現実が、あたかも過去が今を作っているという幻想、誤認を生みます。過去は変えられないと人は言います。本当でしょうか。過去とは、個人的な記憶であり、真実ではありません。そんな事信じられないと思う方もいらっしゃると思いますが、過去の記憶は、過去の自分がその時見て、感じて、心に残ったことです。他の人と同じ空間と時を共有したとしても違った記憶になります。だから、自分にとっての過去は、個人的な思い込みなのです。

 

思い込みであれば、その思いを変化させれば、辛い思い出も、楽しい思い出に変換することができます。よくある話で、父親から烈火の如く叱られた記憶があり、父を嫌いになってしまった子が、父の日記に「我が子が池に落ちそうになったので、少々きつめに説教した」と書いてあったことを偶然読んだとします。すると、その子は、自分の身を案じて、心から叱ってくれたのだと理解し、今まで父を嫌っていたことを反省する。そんな話を良く聞きます。

 

だから、過去の思い出に囚われていると、誤った認識で、今を生きてしまう可能性があるのです。

 

現在のポーランド情勢は、識者によれば、プーチン大統領の過去の歴史感、経験がトラウマとなって、冷静な判断が出来ていないという説があります。もし、本当ならば、真実かどうかわからない彼の思い込によって、沢山の人の生命と幸福な人生を奪う決断をしたという事は、大変に不幸な出来事だったと言えます。

 

しかし、時間は過去から未来へと流れているのではありません。時間は、未来から今に向かって流れてくるのです。その未来からの良きメッセージを如何に気づき、良き行動を行うかが大切です。過去は、何も生産的な活動を促しません。

 

だから、戦争が始まってしまった今、そのことをあれこれと考えても始まりません。今、どうするべきか、明日をどうしたいか。それを決めて、目標に向かって行動すれば、必ず良い方向に向かって変化して行くと思います。