おはようございます。本日もお読み頂きありがとうございます。
去年から、中国の大洪水を覚えているでしょうか。都市を守るために、広大な農地を遊水地にする光景がネットで沢山出回っていました。そして、バッタの大群が農作物に打撃を与えました。その結果か分かりませんが、年始頃に中国が食料を大量に備蓄し始めたとの報道がありました。
また、記憶に新しい所で、トンガで火山の大爆発が発生して、今年は冷夏になる可能性があり、凶作になるリスクを指摘している学者もいます。
そしてついに、外国では食料の価格が急速に値上がりしているらしいのです。特にヨーロッパでは、再生エネルギーへの過度なシフトによる電力価格の高騰と、食料品の価格高騰で庶民の暮らしが大変な事になっているとも報道されています。
日本のマスコミは、カップ麺の価格改定の事は、事細かに報道してますが、世界のエネルギー事情や食料品の価格変動などについての報道はほとんど見る事ができません。だから、私を含めて知らないのも仕方が無い事なのかもしれません。
でも、事実は、世界的に農業の生産量が洪水や冷夏などで減少するという見通しがある事を知って、国が着実に準備する必要があります。
ここに来て、国家安全保障について、様々な分野で議論されている事は、とても良い傾向だと思います。世界の情勢に左右されることなく、我が国の国民が飢えることなく、安心で明るく文化的な生活が出来るように準備することが、国家安全保障の目的です。つまり、食料の備蓄と価格安定、エネルギー調達先の多様化や、エネルギーそのものの多様化を図り、他国からの侵略に備える事はとても大切であると思うのです。
ほんの少し前まで、他国の侵略に備えるべきだと主張すると、軍国主義に戻るのか!と極論を述べる人が大勢いまいしたが、ここ40年近く、日本の国力が他国の攻勢に負けて衰え、GDPが発展途上国並みになった今、やっと目覚めだした感があります。
経済合理性や、イデオロギーだけで国の方針や方向性を決めるのは誤りです。それは、目的と手段を履き違えているからです。国の目的はただ一つ。国民の幸福の為だけにあるのです。幸福は、人によって様々な解釈がありますが、言える事は、飢えや貧困、大きな経済格差や差別のない社会である点については異論がないはずです。
翻って世界を眺めると、その目標のために国力を活用している国の少なさに心が痛みます。だかり、日本が、世界のお手本となるような国になる必要があるのです。
食料危機がやって来るのは、ほぼ間違いないでしょう。そうなると、国力がない国になればなるほど、影響が甚大になります。まず、日本国の安定を図り、そして、世界貢献する。日本の底力を見せる時が近づいています。
終
