おはようございます。

本日も私のブログをお読み頂きありがとうございます。

 

 

DX(IT化)を進める理由を考えた事がありますか?もしかしたら、世の中がみんなDX!って言っているから対応しなければと考えている方もいるかもしれません。でも、何事も、明確な目的をもって取り組まなければ必ず失敗します。

 

では、DX(IT化)の目的は何でしょうか。ズバリ、『生産性向上』です。それ以上でも以下でもありません。では、生産性の向上とは何でしょうか。色々な切り口から生産性を語る事ができますが、私的には『少ない資源を投入して最大の効果を得ること』だと思います。その中で一番大切な資源が『時間』です。

 

若い人には理解し難いかも知れませんが、『時間』ほど貴重な資源はありません。なぜなら、全政界の人々が平等に持っている時間ですが、その時間は一度失うと二度ともとっで来ない性質があるからです。失った時間は絶対に戻ってこないのです。

 

私もそうでしたが、若い頃は『時間』は無限にあると錯覚しています。今の生活の延長線上に無限に続く線路のように、尽きることが無いと勘違いしていました。唯一、時間が有限であると気づかされる時は、試験が間近に迫ってきたときくらいでしょうか(笑)

 

しかし、実は時間が人生において一番大切な資源なのです。その大切な時間を、生産性の悪い仕事に費やすなんて、本当にもったいない事だと思いませんか?仕事量が決まっていれば、生産性を上げれば早く仕事から解放されます。生産性が高ければ、少ない時間働いても沢山会社に貢献できてお給料が沢山もらえます。逆に、生産性が悪ければ、どんなに時間を使っても成果がでないので、経済的な見返りが少ないばかりではなく、有限で貴重な資源である『時間』を浪費してしまいます。

 

だから、どんな仕事でも生産性を上げて成果を出すことが、経営者にとっても、労働者にとっても、とても大事な事なのです。

 

生産性の上げ方には、様々な方法や観点がありますが、『成果』を目的にするという観点が一番大切です。一時期流行った『成果主義』がそれです。でも、過去の成果主義は、その目標設定や評価方法、プロセスに問題があり、ブームが去った今では死語となっています。しかし、現在は本当の意味での『成果主義』が求められているのです。

 

その最たる評価基準が、『いかに拘束時間を短縮するかを考える事』だと思います。

 

仕事量は、生産性×時間で決まります。つまり、生産性が低くても、時間をかければ求める成果を得る事ができます。これが、今までの働き方でした。つまり、長時間労働、休日出勤の元凶は、低い労働生産性にあったのです。

 

低い労働生産性は、DX(IT化)が遅れている事が原因ではありません。大きな原因は、資源である『時間』を軽くみている点だと思います。時間の価値を理解していない経営者が余りに多かった事が原因なのです。

 

仕事イコール人生と考える人は、経営者に多いパターンです。でも、一般社員は、仕事と私生活は別物です。しかし、経営者は、自分と同じ考え方の人間を作りたいがために、学校教育に関与して、仕事第一主義の人間を育成しました。そしてそれに成功し、昭和の奇跡的な発展を成し遂げたのです。

 

しかし、平成の時代以降、それが仇となって、世界から見て、極めて生産性が悪い仕事しかできない国になってしまったのです。このままでは、日本は二流、三流国家になってしまいます。

 

つまり、『個人の時間を大切にする』という、基本的なスタンスを実現するために何ができるかを考えることが一番大切です。そのためには、無駄を排して、仕事のやり方を最適化して、生産性を上げるしか道はありません。

 

そのような時間を大切にする考え方で、生産性を飛躍的に伸ばして、業績をあげている企業は沢山ありますし、逆に従来型の長時間労働により生産高確保している会社の業績は低迷しています。

 

この事実を認識した上でDX(IT化)を進めないと効果の出ないDX(IT化)になってしまいます。お気を付けください。