おはようございます。
本日も私のブログをお読み頂きありがとうございます。
何か新しい事を始める時、古いものを廃止するべきだと昔から言われています。私生活でも、断捨離のブームが起きて、現在では定着しました。これも、使われなくなったモノを処分しないと、新しく買ったモノすら活用されず、古いモノの中に埋没してしまい、価値を発揮できないと気づいた結果だと思います。
新しい事を始める時には、何か高揚感というか、希望を感じます。新しい仕組みがどの様な未来を創ってくれるか期待するからです。しかし、逆に廃止する、捨てる行為には、様々なネガティブな思いが湧いてきます。何か不都合な事が起きるのではないか。いつか必要な時がきたらどうしよう。無くなると寂しくなるかな?などなど。個人レベルでも、このような感情が生まれます。ましてや会社(組織)では、廃止する仕組みや仕事には働く人がいます。その人たちの居場所がなくなるのですから、なお難しい問題になります。
しかし、この難題をクリアーしなければ、企業(組織)の成長は望めません。
実は、歴史を振り返ってみれば、前述の心配は杞憂である事が分かります。新しい仕組みを導入すれば、必ずそれに付随した新しい仕事が生まれます。その仕事は、今までの仕事とは内容や性格が全く違う可能性はありますが、過去の歴史を振り返ると、仕事を失った人々たちが、新しい価値を創造して、社会の発展に寄与してきました。
その良い例が、農業です。
鶏が先か、卵が先かの難題は置いておいて、結果的に、地方の農家で余剰になった労働力が工業の発展の原動力となり、そこで作られた農機具や新しい農業技術により、農家の生産性が上がり、ますます農家の労働力に余剰を生み、気がつけば、体力のない老人でも一定の生産力を維持できるようになったのが現在です。
だから企業(組織)の中の余剰人員は、新しい仕事を行うための再教育を行い、新しい分野での活躍を期待すべきです。案外、今の仕事よりも、新しい仕事の方が適していると感じる社員もいる事でしょう。
同様に、古くなった設備や制度は、適宜見直す必要があります。技術革新が進み、同じ仕事を短時間に処理できる装置が開発されていたり、そもそも、装置自体の価格がとてつもなく安くなり、保守を続けるより定期的に新品に取り換えた方が良い場合もあります。
なにより、使いにくい道具により生産性を阻害している場合もあるので要注意です。
どうしても人は、過去に投下したコストを「もったいない」と考えて、守ろうとします。しかし、過去に投下したコストは帰ってきません。働く人も、過去の仕事を懐かしむ気持ちも理解できますが、その仕事自体の役割が終了した以上、もっと生産性の高い仕事に異動する勇気が必要です。そうでなければ、会社(組織)に貢献できないからです。貢献できない人は、会社(組織)から去らなければなりません。
今、100年間成長を続けている企業は、ほんの少数しかありません。企業の寿命は50年と言われており、時代の変化で淘汰されたり、法人としては続いていても、仕事の内容が全く変わっています。
だから、人間の体と同じ様に新陳代謝を繰り返すことが大切です。その第一歩が「廃止をためらうべからず」という事なのです。
でも、何を捨てて、何を守るべきかは、社内の人材だけで判断するのは困難です。革新は、アウトサイド(外部)からやって来ます。いわゆる「岡目八目」で、当事者以外の方が先を見越すことができる場合があります。
未来には正解はありませんが、会話の中から、ヒントをつかむ事もあります。こんな時に相談相手として、ITコーディネーターを選んでみてはいかがでしょうか。システムを導入する前の多彩なアプローチを駆使して、本当の業務改革を考える事ができるのは、ITコーディネーターだけだからです。
相談窓口は、全国の地公体が運営する団体にあります。石川県では、ISICO(イシコ)がありますので、ネットで検索してみてください。リンク先は私のホームページにありますので、こちらから入って頂くと便利です。
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