おはようございます。

本日も私のブログをお読み頂きありがとうございます。

 

どうして日本のお役所が行うDX(デジタル化)は、うまく行かないのでしょうか。その良い例が、マイナンバーカードです。

 

 

マイナンバーカードの本質は、国民総背番号制の導入です。この、総背番号制という制度は、忌まわしい戦前の徴兵制を想起させる制度と言われてきました。だから、反対者の目をごまかしながらシステム構築を行って来ました。あくまで、管理する事が目的ではないとウソを言いながら……

 

世の中、あちらを立てれば、こちらが立たない。大体、そんなものです。みんなの意見を集めて、調和させたシステムを造るなんて出来っこないのです。お役所がシステム化に失敗するのは、お役所の使命である、万人の幸福に貢献することと無縁ではありません。だから、お役所がシステム設計や制度設計を行ってはいけないのです。

 

では、誰がシステムを造るべきか?

 

それは、政治家であり、社会科学者であり、シンクタンクのような、社会問題の本質を研究している団体、個人でしょう。

 

システムには、目的があり、目的を達成するために機能があります。その目的自体にあいまいさがあると、ろくでもない(使えない)システムになってしまいます。住基ネットや地公体毎に開発している様々なシステム。これらみんな、本当の目的を忘れて、枝葉末節にばかり気をとられているから、構築費用ばかり嵩んでいながら、互換性のない無駄なシステムに成り下がっています。

 

そもそも、公平、公正であることと、個人のプライバシーを守る事は無関係です。それなのに、それらをまとめて議論しようとします。公平公正であることは、システム(仕組み)であり、プライバシーを守る事は、運用の問題です。どんなに良くできたシステムでも、ザル運用であれば、プライバシーは守られませんし、無能なシステムであれば、なおさら情報漏洩してしまいます。(昔、住基ネットを不正操作して有名人の情報を抜き取った事件がありました)

 

システムで、何を実現したいか。何を実現すると社会の為になるのか。その本質を忘れると、そのスキマを狙ってくる輩が必ず出てきます。

 

ITコーディネータは、常に、企業や組織の目的、ビジョン、本質を見極めながら、仕事の内容や方向性を考え、無駄を廃止して生産性を向上させることを目的にしています。だから、あえてIT導入を否定する場合もあります。

 

このような考え方(メソッド)は、ITコーディネータ協会が初めて提唱したものです。まだまだ、一般的な概念ではないので、是非その考えに触れてみてください。目からウロコが何枚かは剥がれ落ちるはずです。

 

もし、ご興味があれば、私のホームページを見てみてください。よろしくお願いいたします。