おはようございます。

本日も私のブログをお読み頂きありがとうございます。

 

 

私の仕事は、ITコーディネータです。だから、最初の仕事の依頼は、ITに関する支援です。しかし、次第に、その会社の組織運営や仕事の段どりの支援に移っていきます。私は、これこそが、本来のITコーディネータの仕事だと考えています。

 

人は、人と協力しながら仕事を行います。人と人が向き合えば、そこには社会が生まれます。組織が生まれます。そして、役割分担が決まります。仲間意識が生まれ、そして相手に対する責任が生まれ、社会に貢献したいと感じます。

 

社会は、全て、この最小単位である「二人で構成された社会」の関係から始まります。とてもシンプルです。なぜなら、二人だけの社会には、人間の持っている本能が「二人だけの社会」を動かす原理だからです。

 

しかし、社会(組織)が大きくなると、次第に運営が複雑に見えてきます。地位の上下関係や、大人の事情など、本来、人の本能に組み込まれていない要素が影響し始めます。すると途端に、その社会(組織)は成長しなくなります。何も決められず、何も行動しなくなり、成長どころか、衰退して行きます。

 

そんな状況下で、唯一自由に発言できるのは、外部の人間です。本来、その役割は「社外取締役」であったり、昔からある「士業」の方々なのでしょう。しかし、そんな方々も、クライアントに対する斟酌や配慮、自分の経営状況が邪魔をして、正しい意見を述べる事をはばかるようになっています。

 

また、従来の士業の方々には「IT」分野への食わず嫌いがあります。人は、自分の能力の輪を超える領域には踏み込まないものです。そして、都合の悪い事に、「IT」分野の知識や経験を持つ人は、「IT村」という閉じた世界にしか生息していません。その結果、他の専門家と触れ合う機会が極度に少なく相互理解できずに「ITの専門家」を「はれ物扱い」にしてきました。

 

つまり、組織運営や仕事の段どりの改革と共に、誤ったIT活用方法や課題を指摘し、根源的な改善プランを述べる事ができる専門家が少ないのです。

 

ITが会社を成長させる事はありません。大事なのは、成長できる組織であり、それを支える人を育てることです。ITは、成長を促進し、加速させるための道具なのです。

 

過去、このような観点でITを語る人は、驚くほど少なかったと思います。現在は、『ITコーディネータ』という資格が世に認められるようになって、少しづつではありますが、同じ考えの人が増えています。大変に嬉しい事です。

 

私は、これからも中小企業の成長の為に、どんな貢献ができるか、どうやって、貢献できる人材を育成できるかを、暗中模索しながら頑張っていきたいと思います。

 

私の思いに共感される方は「わたしのHP」を覗いてみてください。過去3年間に、つたない文章ではありますが、思いや考えをつづっています。皆さんの参考になれば幸いです。