おはようございます。

本日も私のブログをお読み頂きありがとうございます。

 

 

やっぱり、自助努力に限界があったか。

 

私は、昨日のニュースを知り、問題の根深さを再認識ました。

 

先のブログにも書きましたが、みずほ銀行は、社内のパワーバランスに翻弄され、それに引きずられるように、バンキングシステムの整理が進まなかった姿が見て取れます。

 

そして、ついに「金融庁がみずほシステムに強制介入」となり、金融庁主体で基幹系の改修に望むらしいです。

 

私の古い知識と照らし合わせると、金融庁がみずほ銀行のような巨大システムを統括する知見を持ち合わせているとは、到底思えません。返って混乱を助長するのではないかと危惧します。

 

システムの基本は、「如何にシンプルな構造にするか」を実現する点にあります。そためには、全社を挙げて協力しなければならない事は周知の事実です。しかし、みずほ銀行の場合、是々非々で開発に着手してしまい、合併後遺症の文化を引きずりながらシステム統合を行ってしまったのです。

 

つまり、悪弊(システムの複雑性)の固定化が進んだのです。

 

一方、ベンダーからすると「複雑性」イコール「高費用」とい公式が頭から離れません。システムは、どんな要求にも応える事ができますが、稼働後の信頼性に課題を残すという事実を、ベンダー達は伝えようとはしません。

 

その結果、大手4社が分業という、好き勝手を許し、450億円という巨額の開発費用を投入しながら、保守性の悪い「MINORI」という巨大システムを構築してしまったのです。

 

このように、長期間に渡って、スパゲッティ状態のシステムになってしまったシステムを、どうやって安全に運用できるシステムにするのか、金融庁のお手並み拝見という気持ちです。

 

金融庁は、システムを管理・監督するのではなく、その上位の経営層の意思決定スキームを改革すべきです。もしかすると、そこの改革が出来ないと判断して、直接、システムの管理・監督を断行する意思決定を下したのかもしれませんネ。

 

いづれにしても、長年に渡って構築したシステムを、安全に運用する事は至難の業です。安定運用を目指す場合、実績のない作業は一切禁止するなど、改善、改良、進歩を一時的に凍結して、安全運用に徹するしかありません。

 

疲弊した、システム部門の方々には、経営陣の迷走した指示を金融庁がブロックしてくれて、少しは、平安の時、すなわち、ゆっくりと考える時間が生まれ、冷静に対処できるかもしれません。

 

そうなる事を祈っています。