私が関わってきた、システム導入失敗の例と、どうすれば良かったのかをシリーズで書かせて頂きたいと思います。
今回から、失敗例にとらわれず、『ITのある・ある大全』に名称を変更させて頂きます。少し幅広に、ITの世界をお伝えしてゆきたいと思います。
第5回は、『鬼と友達になれ』です。
様々なプロジェクトに参加させて頂くと、「鬼」という恐れられている人がいます。
何か打ち合わせする時、その「鬼」は、オーラを100%MAXで放出してきます。
その迫力に、何度も負けそうになり、相手の意見を丸呑みしそうになる自分を感じたものです。
でも、良く考えたら、そんな「鬼」は、自分の意見が最高だと思っているケースは、案外少ないのも過去の経験で知っています。「鬼」と化す理由は、その人が預かっている責任の重さ故なのです。
私が若い頃、支援先の若手からよく言われました。「恐くないですか?」って。さすがに中堅所からは、そんな発言はありませんが、若い連中は、ちょいと来た若造(その当時は紅顔の美青年??)が、組織の長と渡り合っているのです。びっくりするのは理解できます。
システムは、完全なるヒエラルキー、ピラミッド型の組織で運営されています。逆にピラミッド型の組織となっていない支援先の場合は、お付き合いを考え直した方が身の為です。(短期の案件以外は考え直しましょう)
では、なぜ、そんな恐ろしい鬼と対等に話が出来たのでしょうか。
その当時の私は、「課長何とか」なんていう肩書も何もない、ペーペーの平社員でした。(名刺にはな~んの肩書も書いてないんです)
それでも、支援先の鬼の責任者と渡りあっていたのです。今から考えると冷や汗もんです。(笑)
でも理由があります。
例え、肩書のないペーペー平社員でも、この案件で、私が決定した方針は、私が責任を持って社内の承認を取り付けるという、根拠のない?自信を感じ取ってくれたからでしょう。
実は、根拠がないというと、言い過ぎです。
実は、私が一緒に仕事をしてくれる人が対応可能なキャパ内(範囲内)であれば、ここで妥協してもOKと考え即答していたのです。
皆さんも、様々な状況で、その場で判断が求められる場合があると思いますが、自分が自信を持って判断できる範囲を予め明確化することで、「鬼」と友達になれると思います。
では、本日は、ここまでです。
次回をお楽しみに!!




