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投資家のMIKUです。

 

 

 

 

随分前のことになりますが、

かなり驚いた事があります。

会社員時代、社内研修での出来事。

講師として、受講者にワークを出しました。

 

 

ワードゲームというもので、

あるお題となる言葉を出します。

その言葉から、連想する言葉を

まずは各自、1分間で思いつくまま

書き出していきます。

 

 

約6人ぐらいを1チームとし、

書き出した言葉の中で、

6人全員が一致した言葉があれば

1ポイントとなります。

 

 

例えば、「家族」というお題だったら、

父、母、兄弟、姉妹、家、ペット・・・

こんな感じで書き出していきます。

 

 

研修で出したお題は「〇〇株式会社」

そうです、会社名がテーマだったのです。

内定者を相手に研修していたので、

自分たちが入社する会社であり、

内定者にとっては、

一番、共通で身近な言葉のはず・・でした。

 

 

しかし、結果はというと、

驚くほど、合致しないのです。

チームは、たかが6人程度なのに、

その6人が一致する言葉が、

0個だったチームが一番多くて、

1個一致したのが、数チームなのです。

(チーム数は全部で13~14ぐらいありました)

 

 

何が驚きかというと、

内定者にとって、一番、

共通認識であるはずの会社名ですら

そこから連想する言葉が

ほとんど一致しないということ。

 

 

数ある会社の中から、

企業研究を行い、

同じ会社に入りたいと

思いが一緒だったはず。

 

 

それでも、一致しないのです。

すなわち、人は価値観が違うということを

まざまざと見せつけられました。

 

 

毎年、内定式の後にやっていたので、

何回も見ていますが、

毎度、0個のチームが圧倒的に多く、

めちゃくちゃ一致したとしても2個程度。

内定者たちも驚いていました。

 

 

もう少し一致するかと思うのですが、

人って、本当に価値観が違うのだなと

衝撃を受けた出来事でした。

同年代で、そして会社名ですら

ほとんど一致しないのですから、

他のお題(言葉)だったり、

世代が違うともっと違ってくるはずです。

 

 

何の目的でやるかというと、

人は価値観が違うということを

体感してもらうためです。

だから、上司や同僚とは

違う考え方をするものである。

ということを、まずは知ること。

 

 

今まで、学生時代だと少なくとも、

同世代であったわけですが、

組織というものは、

いろいろな世代の人がいて、

もっと考え方が違ってくるということ。

 

 

この結果をみていると、

人は価値観が違うのだと痛感しますし、

違っていいのです。

 

 

頭で理解するより、

このワークをやると一瞬にして体感します。

それぞれ、いろいろなカラー(持ち味)が

あると思うのです。

 

 

最後までお読みいただき、

ありがとうございました。