逢瀬に向かう車窓から… | 鏡の中のあなたと私

鏡の中のあなたと私

今までの人生を振り返りながら、
鏡の中のあなたと私のこと、つらつらと綴ります。

五月より少し早い五月晴れ…

 

今週も元気に先生の元へと向かっています。

 

野に咲く花、手入れされた庭の草花…

 

どの花々も美しく色鮮やかなに写る季節となりました。

 

遠いあの日…

 

茜色に染まりつつある街を、ネオンの花が咲き始める車窓から見た景色を今、思い出すと…

 

陽炎のように、いつかは消えてしまうだろう恋心を刹那に感じていたように思う。

 

あれから20年余りの時を越え…

 

こうして今も先生に逢えるのを楽しみに思う私がいる。

 

恋愛に賞味期限があるとしたら、とっくに切れていると思うけれど、新鮮味は失っても、完熟度は増しています。

 

昔、ともに白髪が生えるまで…

 

と、言うのがプロポーズの王道だったけれど、

 

今となっては白髪になってからが長く険しい道のりかもしれないよね。

 

時代が変われば生き方も変わるけれど、

 

それでも、唯一変わらないものがあるとしたら…

 

それは「愛」なのかもしれないなぁ。

 

生けるもの全てに、そして自然や宇宙に

 

切ないまでに深く思いを寄せるものを求めて彷徨い、

 

そしてカゲロウのように短い生涯を終える。

 

命の一生の儚さを知れば、全てのものが愛おしく感じられるはずなのに…


小さな出来事を大罪にしたがる人もいるよね。


責めるのは簡単だけど、なんの解決策も出さず、ただ相手の弱点のみ攻撃するような…

ネット社会に生きている正義の見方の多いこと。


人の為と書いて…善。

 

大した付き合いもないのに、貴方の為を思ってなどと言う野郎がいたら…(笑)

 

それは詐欺だと思っちゃう私。

 

こんな捻くれ者に対して、まるで腫れ物に触るように???

 

丁寧に付き合ってくれている先生に感謝しています。

 

ありがとう…(^^♪

 

美月


追伸…目の前の座席に座る女性は、一駅すぎるたび、ソワソワが大きくなる。


お腹でも痛いのかな?と心配しつつ、それでもバックからミント系のガムを取り出し、高速で噛むあたりトイレでもなさそう(汗)


歳の頃は27.8かな?


北から南下は洋服選びも大変だろうと思うけど、素朴なオシャレ着に身を包み、それでいてまつ毛だけは天まで届くほど高々と上がっていた。


これからデートなのかな?と思いながら、とある駅に電車が止まると彼女の頬が薔薇色に染まった。


まだ、付き合い間もない感じの彼が電車に乗りこんできたよ。


私の方が恥ずかしくなるほど、二人は歯に噛みあいながら、お互いの瞳を覗き込んでいる。


さっきまでの彼女はこんな美しい姿をしていたっけ?


まるでシンデレラのようにキラキラと輝いている。


遠い遠い昔…


恋する女は魔法が使えると聞いたことがある。


私の魔法…まだ効いているかなぁ(^^)