みなさん、こんにちは

 

いかがお過ごしでしょうか?

 

 


 
前回は

 

右矢印放射線の特性とは①

 

ということで


放射線の物を通り抜ける特性に触れ

 


通り抜けることによって起こる変化もまた


放射線の特性であること

 


そして、それらの特性を活かした事例や

 

放射線が物体を通り抜けるのを止める、


即ち放射線は遮蔽(しゃへい)できること

 

について書いてみました。

 

 


福島第一原子力発電所の事故で


問題となっているのは、放射性物質から


出ているγ線という放射線の一種です。

 

また、病院の検査で使われるⅩ線など

 

γ線もⅩ線も


鉛や鉄の板、厚いコンクリートなどで


遮断することができます。

 

 


全てではありませんが

 

一つにそれが放射線から


身をまもる方法になってくるのです。

 

 


では、他にはどんな方法があるのか?

 

 

 

 

 

 

放射線の仲間である光や電波を

 

思い出してください。

 

 

例えば懐中電灯の光は

 

近くのものであれば明るく照らされます。

 

しかし、遠くへ離れれば離れるほど

 

明るさは減少し、次第に光は届かなくなり

 

周りは暗くて何も見えないといった

 

状態になってしまいます。

 

 

 

放射線も光と同じ現象が起こります。

 

放射性物質から離れれば離れるほど

 

放射線の強さは次第に減少する特徴が

 

あるのです。

 

 

 

 

では、どれくらい弱まってしまうのか

 

というと

 

放射線は距離の2乗に反比例して

 

 弱くなっていきます。

 

 

例えば、放射性物質から

 

1mの距離と2mの距離では

 

2m離れた方が1mのところより

 

被曝量が1/4 となるのです。

 

 

 

このことも放射線から身を守る術として

 

しっておくと良いと思います。

 

 

 


それでは、

今日もよい1日を、体に感謝を!

 

 

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