みなさん、こんにちは


 いかがお過ごしでしょうか?

 

 

 


前回は


右矢印がんを尿で嗅ぎ分けるという事


ということで

 

がんを見つける手段の一つ


線虫を利用して尿を調べる方法は


従来の画像検査とは異なり

 


がんの位置の特定、大きさといった


情報を得るには適していないこと

 

あくまで、


がんの有無の判別が目的である事

 

 

そして、


この尿を使ったがん検査が普及した場合


発見から治療に至るまでどの様な流れ、


過程が想定されるのか


について書いてみました。

 

 

 


がんの有無を振り分けられるということは


高い可能性で「がんが有る」と判明

 

した場合にのみに、次の段階として


どの臓器のがんなのか、


大きさや範囲、進行度は・・


と詳しく調べていけば良い訳です。

 

 

 

 

がん検診を例に挙げると、現状では
 

胃がん、肺がん、乳がんというように


一つひとつ臓器別に検査を受けなくては


ならず、そのために時間や労力、ストレス

 

はかかるし検査費用もかさみます。

 

 


しかし、最初の一次検査の段階で


がん有無の「振るい分け」をすることで


がんを有する可能性が乏しい健常者と


分れば、わざわざ医療機関へ足を運んで


臓器ごとに検査を受ける必要がなくなり

 

時間も費用も削減できるといえます。

 

 

 

要するに、画像検査のように写りが怪しい

 

から次に精密検査へ回すのではなく

 

 

がんを有すると思われる人に対してのみ

 

二次検査を実施するのですから

 

がんの存在しない人への無駄な検査を

 

減らす効果も生まれ

 

非常に効率良く見つけられることに

 

なるのは間違いありません。

 

 

 

特に尿検査でがんの振るい分けとなれば


その簡便さから、がん検診の受診率も


上がることが予測され、今まで以上に


早期発見が増えると思われます。

 

 

 

 

更に、早期がんは進行がんより治療費を


抑えられるので、負担は大幅に削減され


国全体で考えても膨大な医療費削減に


つながることでしょう。

 

 

 

それでは、


今日もよい1日を、体に感謝を!