今日から新年度スタートですね。
元日の能登半島地震から早3ヶ月経ちました。
桜が開花したという情報もあり、週末頃には満開になりそうです。
今日は屋根瓦を修理するために業者の方が見積りしに来ました。
本当は近くの業者でもいいのだろうけど、
どこも順番待ちみたいです。
なので、以前利用したことがある、
ちょっと遠方のリフォーム会社と思われる業者に依頼しました。
見積り額、いくらになるのかな?
何十万~100万円くらいか?
「それ以上いったらぼったくり」と義父は言っています。
地震保険でどれくらいの額を使うのかは分かりません。
他にも直さなければならない箇所はいくらでもあるので。
(玄関はさすがに直したいです。部屋の壁紙くらいは多少破れていても気になりません)
そういえば、自衛隊による入浴支援も少しずつ閉鎖されていっています。
断水が解消されて自宅でお風呂に入る人が増えているからだと思います。
我が家もそのうちに入りますが、入浴支援は本当にありがたかったです。
だけど、以前として輪島市と珠洲市では断水している戸数が多いです。
こちらは地形が複雑なので、水道管を探すのも大変なんだろうな。
仮設住宅は8月末にはほぼ全ての人が入居できるようになるそうです。
(今朝の地元新聞に書いてありました)
でも、結構時間がかかっていますね。
入居から2年間は無料ですが、その後も賃貸などで住み続けることが可能です。
プレハブ以外にも長屋風や戸建て、トレーラーハウスなど様々です。
今の時代を象徴している感じ。
輪島の港の海底が2m隆起したのはどうするんだろう?
一見、日本の領土が広くなったような気がしますが・・・
船が壊れていなくても漁に出られないし、資材も海から運ぶのが大変です。
港の地形が完全に変わってしまったので、再興するにはかなりの課題がありますね。
観光で有名な輪島朝市。
先日、金沢で出張朝市が開かれて1万何千人と訪れたそうです。
5月だったかな? 次もやるみたいです。
仕入れや商品を作るのも大変なのに、よくやっているなぁと感心してしまいます。
地域医療の問題などまだまだ課題も多いです。
まず、医療従事者の大量退職。
自分や家族の生活で精一杯となり、大量退職が相次ぎました。
市立輪島病院では新人看護師2名しか入ってこなかったそう。
なので、奥能登の医療機関では他地域からの看護師もたくさん募集しています。
災害から3ヶ月経っていますが、PTSDなどの症状が出始めるのは
ストレスに晒されてから数か月後らしいので、
そういう心理面のケアでも医療従事者は欠かせません。
だけど、奥能登は精神科や心療内科がほとんどないんだよなぁ。
ここも課題ですね。
今日から新年度ということもあるのか、
自治体のいたるところで道路工事が行われていました。
主に地震でガタガタになってしまった道路を綺麗に直しているって感じでした。
最初、応急的に道路を直していたので車で走るとガタガタで、
ドライブレコーダーが衝撃録画してしまっていました。
地震で亀裂が入ってしまっている所や窪んでしまっている所などいろいろです。
こういう箇所を全部直すのは時間もかかりますが、
早く綺麗で走りやすい道路にならないかな~と思います。
あとは、地震で臨時休業しているスーパーが再開してほしいなぁ。
建物の中がどうなっているのか分からないのですが、
現在、再開の目途が立っていません
ここのスーパーはお惣菜が結構豊富で、
疲れて夕食を作りたくない時はよく利用していたんです。
お惣菜を買うと多少値は張りますが、自分では作れないものもかなりあるので、
普段とは違うものが食べられてよかったです。
時間がかかってもいいから再開してほしいなぁって切実に思います。
今の状況はこんな感じですね。
日常生活は取り戻しつつあるものの、庭の倒れた灯篭などを見ると、
地震のすごさを思い知らされるというか。
2007年3月の地震の時は私の住んでいるところは震度5弱~5強くらいでした。
今回は震度6強とさらに上を行っているので、被害も大きくなっています。
他の家もそんな感じのようです。
だから、地震保険も前よりかなり下りているみたいで。
義両親はもうあと何年も生きられるかは分からないし、
最後は私たち夫婦だけになるから、どこまで直していいのかも考えないといけません。
でも、今の仕事は続けられているし、収入面では普段と変わりませんから
そういう点では感謝しないといけません。
地震の影響で仕事をなくしてしまった人も大勢います。
能登地方の求人数は多分激減していると思います。
もっと復興してくれば、能登に戻ってくる人も増えてくるのかな。
そう願いたいですね