昨日、義実家の件で私の実家に現状報告と相談に行ってきました。

その内容は後日書くとして、

今日は昨日目にしたある事象について書いてみたいと思います。

 

 

 

私たち夫婦は某リゾートホテルで挙式・披露宴を行いました結婚指輪

そしたら、私たち夫婦には5年間有効のゴールドカードが、

両家の両親にはこれまた5年間有効のシルバーカードがもらえました。

 

カードには特典がいろいろ付いていて、

食事をしたら〇%引き、とか、大浴場の利用が無料とか、いろいろあるんです。

それで、お風呂はほとんどホテルへ入りに行っていました温泉

(義実家からもかなり近いし、実家は同じ系列の違うホテルですが入りに行っています)

 

5年の有効期限が切れた後、私の両親は会員権を買ってしまいました。

年間いくらするのか聞いていませんが、

日帰り入浴は1回1,000円なので、毎日入りに行くととんでもない金額になりますびっくり

多分、元が取れるくらいの金額だとは思います。

 

で、今も当然そのホテルのお風呂に入りに行っていて、

昨日は私も一緒に入りに行きましたニヤリ

 

 

 

そのホテルは温泉街にあるので、観光客がかなり来ます。

今はお正月のため、団体さんよりは個人客が多いみたいです。

で、昨日は車椅子に乗った方がお風呂のあるフロアの階段の手前で立ち止まっていました。

 

そのホテル・・・お風呂に入りに行くには、

フロントのあるフロアからエレベーターで下りて、

さらに何段か階段を下りないといけません。

その階段の手前で、車椅子の方が立ち往生?みたいな感じになっていました。

 

私は父と母が先にお風呂に行ってしまったので、何にもできなかったのですが、

(今思うと、フロントに伝えてあるのか聞くくらいはしてもよかったかな、と・・・情けない汗

私がお風呂から上がってきたら、車椅子に乗った小学生くらいの子と

お母さんと思われる人が脱衣場にいました。

 

どうやって階段を下りたのか分からないのですが、

どうやら肢体不自由の子らしい(車椅子もそんな感じでした)。

お母さんと思われる人は、その子を抱えてお風呂に入っていきました。

 

で、その一連の様子を帰りの車の中で話していると、

「こういうのは、先にフロントに言わないとダメだよね」

って話になりました。

 

全ての施設・公共の場が障害者に優しい、というわけではないんです。

特に車椅子などの介助が必要な方は、予め先方に伝えて配慮をお願いしないと、

突然言われてもできないことがあります。

 

 

 

以前にも、飛行機搭乗拒否問題がありましたよね。

事前に連絡しなかったから搭乗させなかった、みたいな。

これと同じことだなって思いました。

 

だから、障害者の方からアクションを起こすのも大切なことなんです。

配慮が必要なら、ちゃんと伝えてくれないと。

 

私が通勤で乗っているバスに、時々車椅子の方が乗られるのですが、

その方は事前に「今日乗ります」みたいな連絡をバス会社に連絡しているのか、

バスが来ると、すでに車椅子の方用のスペースが作られています。

運転手さんもみんな手慣れた感じで、スロープを出しています。

 

ヘルプマークもそうですよね。

これは、内部障害など目に見えないけれど配慮が必要な人が持つものです。

私は精神障害しかないから持っていませんが(パニックになることもほとんどないので)、

心疾患の人などは突然死などが怖いですから、

いざという時のために持っていると便利かもしれません。

口頭で意思表示ができないなら、このヘルプマークを持つのもいいと思います。

 

 

 

「障害は見て分かるでしょ。配慮して」

では、ちょっと傲慢すぎます。

障害者には優しく、というのは当然ですが、

それを逆手に取ってはいけません。

「私にはこういう障害があるので、こうしてくれると助かります」

くらいの気持ちは持っていたいなぁと思います。

現に、私もそういう感じで会社の面接では伝えています。

障害者と健常者が心地よく過ごせる世の中になってほしいですおねがい