地元工務店に見学に行こう

 

地元の工務店は常時オープンの展示場が無い場合が多いので、

事前に予約しないといけないのがちょびっとだけ

敷居が高いですね。

 

 

1:大人系自然派工務店

ここは一番期待していたところでした。

家づくりに関する本を読み漁っていた時に知って、

素敵だなと思っていた建築家、伊礼智さんの教えを受けた

工務店が近くにあると知って小躍りしました。

さすがにご本人に依頼をするのは敷居が高かったので。。

 

「リビングは南向き」といった定番の間取りにとらわれず、

土地の特性にあわせて外の景観を取り入れた設計

魅力的でした。モデルルームも造り付け家具や

白州そとん壁の外壁が大変素敵。

 

ただ、やはりかなり高額になるそうです。

節約して建てることもできなくはないのでしょうが、

基本的に贅沢な家づくりが得意そうだったので諦めました。

 

あと、社長さんがすごく大人しい方で、

こちらから質問するまではほぼ無言。

何か聞くと、

 

「あ…それは……〇〇ですね…」

 

元気出して!

グイグイくる人は苦手なので

嫌ではなかったのですが、万事がこう

「愛…しりそめし頃に…」みたいな感じで、

打ち合わせ大変かもなぁと思いました。

桜の窓

 

2:若手チャレンジング工務店

木や和紙、漆喰やなんと土壁まで出来る

「すべて自然に還る家」を目指した工務店さんです。

社長さんがまだ30代くらいの若い方で気さくで

話しやすかったです。

 

完成住宅見学会では、ボルダリングで2階に行ける壁や

あえて下地材を見せた天井など遊び心のある造りが素敵でした。

 

同じ自然素材をふんだんに使った家でも、

ここは1の工務店さんと比べるとワイルドというか、

素朴さがあって、まさに自然!という感じでした。

一口に自然素材を使用、と言ってもテイストが

色々あるんだなぁ、と思いました。

 

 

3:ホームメーカーに近い工務店

地元密着型のこじんまりしたお店ではありましたが、

モデルルームや建築条件つきの土地を持っていて

大手メーカーに近い雰囲気のところでした。

担当者もスーツのおじさんです。

 

建築条件つきの土地で比較的良いところがあったので

検討しましたが、予算以外なんの聞き取りもしない内に

モデルルームほぼそのままの間取りを

初回プランとして出してこられて不安でした。

「これをたたき台にしてプランを考えましょう」と

言われましたが、このままいじくりまわしても

理想の家になる気がしなかったので、ここはやめました。

 

また、担当の男性がすごくタバコ臭かったのも

マイナス要因でした。

打ち合わせの時、毎回地味に辛そうだなぁ、と。

長い家づくりの中では結構重要だと思います。

 

手間はかかりますが、なるべく色々なところを

見学に行くと、自分に合ったところが徐々に

見えてくるなと思いました。

気まずい