土地の買い直しwithこども
最初は市内でも探しましたが、予算が縮小された上に
水害リスクのあるゾーンが大幅に拡大された状態で
市内で早期に良い土地を探すことは困難だと判断し、
夫のふるさとである少し田舎の町を中心に
土地探しを再開することにしました。
この時意外に大変だったのは、娘の幼稚園が
休園になって子供の面倒を見ながら情報収集や
各種手続きを進めないといけなかったことです。
これまで大きな災害で被災した方々も、
休園・休校の子供を見ながら片付けや手続きを
されてたのかな…と思いました。
託児のサービスやボランティアが
あったらいいかもしれないですね。
町はいいところ
町に行くのもいいのでは?と思ったのは
縮小された予算でも土地が買えるからですが、
決め手になったのは値段だけではありません。
震災後にコンパクトタウンとして
設計された町の中心部は、
広々した園庭のある子ども園や
スーパー、ホームセンター、市役所、郵便局
クリーニング、飲食店etc…
といった生活に必要なものが一通りそろっています。
洋服や家電の買い物は市内まで出る必要がありますが、
車で小一時間、電車で30分ならなんとかなるかな、と。
他にも
- 車で15分以内に大きな公園が2つ
- キッズルームとプールのあるスポーツ施設がある
- 隣町の図書館がとても素敵
- 町内に温泉施設がある
特に、本好き温泉好きの我が家にとって
下の2つは魅力的でした。
通院の利便性が唯一のネックでしょうか。
婦人科、耳鼻科、皮膚科、小児アレルギーは
車で市まで行っています。
歯科、眼科、整形外科、内科、通常の小児科は
町内と隣接する町にあって、人口が少ないので
比較的空いていて良いです。
町は小さくとも、両隣の町まで含めれば
大体のことはなんとかなる!という感じです。
人口が少ないため、小学校も子ども園も1つだけで
中学校までは同じメンバーで1クラス、という環境は
是非が分かれるところでしょうが、
幸い、現在娘はとても楽しく通っています。
全校生徒がすくないため、学年を超えた交流が
多いのも良いようです。
子育て支援も充実していて、スクールバスでの送迎や
給食費の無償化、各種学用品の支給、幼児が遊べる
支援センターの解放など、大変助かっています。
若い世代に移住してほしいための
至れり尽くせりなのでしょう。
今も快適に暮らしています。
仮住まいのできる夫の実家が町内になければ
この選択は難しかったと思うので色々幸運でした。
ただ…最初の土地探しの段階で、こっちの町も視野に入れて
検討していたらお金をロスせずに済んだのでは…
とは思っています。