買った土地の様子

 

購入した土地の近くにある川も台風19号で氾濫していたので、

後日様子を見に行きました。

 

周囲には被災したお家も多く、道の脇には水害ゴミが積み上がり

ここもまた災害の気配が色濃く漂っていました。

台風翌日に調査してくれた工務店さんによると、

我が家で購入した土地の水かさは約45cmだったそうです。

 

ところが、近所の方に話を伺うと

近くの公園では1m以上の浸水があり、公園の滑り台は

階段が上3段しか見えないところまで水がきていたそうな。

命に関わる深さではないですか…

 

どうやらこういうことのようです。

土地の高低差

住宅地内になだらかな高低差があるんですね。

 

盛り土or計画変更

 

これから家を建てようという土地が浸水…

工務店さんによると、45cmは盛り土でかさ上げ可能な

高さとのことでしたが、それは家部分の話。

約50坪の土地では、駐車スペースまで45cm以上にすることは

できないそうです。

 

こうなっちゃいますからね。

 

かさ上げ図

 

図にするほどのことでもなかったですが…。

つまり、水害時も家に居たままだと、家と中の人は大丈夫でも

車は水没します。

また、外界につながる大通りの方が低いので、

避難の判断が遅れると閉じ込められます。

 

さて、盛り土対処or土地の変更

かなり悩みました。

変更するとなるとかなり大変で、

夫は盛り土対処でいいんじゃない?という感じでした。

ですが

 

  • 盛り土にも追加で費用がかかる
  • 実際水害に遭わなくても警報が出るたび避難する人生
  • 自宅は無事だったとしても近所が泥まみれだと辛い

 

というのがどうしても受け入れられず、土地自体の変更を

本格的に考え始めました。

 

ご近所の方に話を聞けたのは偶然ですが、

緊迫した口ぶりで話すこの方の情報が無ければ

もっと楽観視していた、というかしようとしていた

かもしれません。

生の情報は大事です。。