去年の10月に健康診断のクリニックの待合室で乳癌のセルフチェックのビデオを見ながら一緒にチェックしていたら、しこりの様な物を発見。
その後の検査で左胸の癌が見つかり、1月に左胸の癌の摘出と右胸の良性腫瘍の摘出手術をしました。検査では何も無かった筈だったのに、脇のリンパ転移が見つかりリンパも摘出。
その後右の腫瘍から非浸潤癌と浸潤癌がミルフィーユ状に存在する珍しいパターンの腫瘍が見つかり、2月再度手術。
その後、3月から化学療法開始。
化学療法は吐き気や便秘と下痢の繰り返しに悩みましたが、何が1番大変だったかというと、やはり浮腫です。
ピーク時は体重が7キロも増え、太ももがパンパンになり、くるぶしも土踏まずも見えなくなる程腫れ上がり、歩くこともままならない状態が続きました。
浮腫み始めてから利尿剤も服用していましたが、なかなか引かず本当に苦しかったです。
(実は未だ完全に回復していない為、薬は現在も服用しいます)
それと同時にひどい倦怠感があったので、ずっと家に閉じこもる生活をしました。
そのせいでどんどん体力も落ち、どんどん何も出来なくなり、精神的にも弱りました。
しかし、この辛い副作用の中、次に放射線治療が始まりました。
とにかく、歩くのもしんどい状況の中で毎日病院まで通う事がとにかく辛かったです。
放射線治療は私の場合、両胸と左のリンパの3ヶ所で、あまり無い症例だそうで肺炎などの副作用が心配でしたが、特に問題ありませんでした。
ただ、25回の間に放射線を当てた部分がどんどん真っ赤になり、とても痛痒くなるので、ひたすら保湿をして耐えています。
体調とは別の問題で、地味に大変だったのは放射線でのマーカーでした。
毎週、結構毒々しい赤(血の色)のインクで身体の正中線に2ヶ所、両胸、両腕、両側面に1ヶ所ずつ線を引きます。これをする事によって、放射線を当てる場所を決める大事な線です。
私は機械の下に寝ているだけなのですがこの線を基準に微調整して合わせてくれます。
(この作業中、私はいつも自分が築地の水揚げされたマグロになったような気持ちになります🐟)
こんな大切な線ですが、困りもので、まず下着に色がつきます。
だから、下着はもれなく赤く染まります。
そして、その後色が流れます。
お風呂に入るときビックリします。
また、汗をかくと線が消えていきます。
汗で消えていかないようにガーゼなど当てて頑張るのですが、特に胸の谷間の線は汗をかくので、毎回消えないように注意していました。
でも、化学療法の様に終わった後に来る副作用が無かったので、浮腫が改善されてくると問題無く通えました。
この病気になって、知らない事を沢山知る事が出来ました。
弱い立場の人の気持ちも、人の優しさも、幸せも沢山感じる事が出来ました。
本当に必要なもの、大切なものが見えました。
命について深く考える事が出来ました。
家族の大切さを感じました。
子供への愛に溢れました。
病気はとても辛いです。
それでも学ぶ事がとても多く、今後の自分の人生の糧となったと思います。
まだまだこれから5年間はホルモン治療など闘いは続くけれど、ここまで来れて良かったです。
ありがとう。
でも…
最後に……
終わったー!!!!!!
