〇:一蘭に一風堂、天下一品、山岡家に家系ラーメンがあって二郎系もある‥

〇:やっぱ東京ってすげぇ!


今年から東京の大学に受かり地元を出た
とはいえ一人暮らしする程のお金がある訳ではないので東京に居る再従姉妹の家に下宿させてもらうことになった。



〇:んー中野区富士見町の4-6-3だからこのマンションかな…えっと7階か…えっとエレベーターは…

?:あっ今日はエレベーターは点検で使えないですよ

〇:あっマジですか?!うぇっ面倒くせぇ…

?:あらら窶れた顔しちゃって(笑)

〇:だって7階まで階段ですよ…

小:まぁまぁこういう時はテンション上げて行こうよ(笑)上にウェ〜イ!

〇:(めっちゃつまんねぇ)

小:そう言えば君あんまり見ない顔だけど何階なの?

〇:あっ7階です!

小:えっ嘘私と同じじゃん!でもあんまり見かけないよ?

〇:まぁ…

小:部屋番号は?

〇:701です…

小:えっ701ってゆーづ姉だよね…あっもしかしてゆーづ姉の彼氏さん?やっぱゆーづ姉美人だからすぐモテるんだなぁ

〇:いやっ違います…

小:えっ嘘

〇:一応親戚で今年からこっちの大学に通うので下宿しに来たんです。

小:あっ彼氏じゃないんだ…良かった…//

〇:?

小:あっ何でもないよ~

〇:そう言えば貴方は何号室なんですか?

小:あっそっかまだ自己紹介してなかったね!私は君のお隣の702号室の小田倉麗奈!年齢は多分君と同じだよ!宜しくね!


〇:あっ〇〇です!こちらこそ宜しくお願いします!

小:タメで大丈夫だよ(笑)あっ着いたね!それじゃあまたね〇〇君!バイバイ~♡


〇:…小田倉さん可愛かったなぁ//

一般人で美人過ぎる流石東京や

〇:あっここか…それにしても会うの久しぶりだなぁ 

ピンポン♪

?:はぁ〜い

ガチャ

〇:あっお世話になります〇〇d

?:〇〇!!ギュッ

〇:うぉ

?:久しぶりけん!こんなに大きくなとって!

〇:ちょっと優月さん苦しいです…

優:もぉ~昔みたいにゆーづお姉ちゃんって呼んでと?(笑)

〇:それは恥ずかしいですって…//

優:えぇ~ゆったん寂しいなぁ…

〇:…ゆーづお姉ちゃん…//

優:きゃあ~!!〇〇!!ギュッ

〇:分かったから取り敢えず離して!

優:はぁ〜い

〇:ふぅ…助かった

優:あっお腹空いたでしょ?ちょっと待っててやけんね

〇:はぁ〜い

優:へいお待ち!今日はゆったん特製の野菜マシマシモツ鍋やで!

〇:うぉ〜いただきまーす!フゥフゥ

優:どう?

〇:うん!美味しいよ!

優:ヘヘっ(笑)〇〇は昔から食べっぷりは変わらんやけんね〜

〇:ちょっとぉ…恥ずかしいって…//

優:ヘヘっ(笑)

優:にしてもばり熱くてゆったん食べられないやけん!

優:〇〇がブゥブゥしてくれたらなぁ〜(笑)

〇:ちょっとゆーづさんそれは流石に…//

優:えぇ~ゆったんお腹空いたなぁ〜

〇:分かったよ…//ほらあ〜ん…//

優:う〜ん〇〇の味がして美味しいばい(笑)

〇:もぉ勘弁してくれよ…//


〇優:ごちそうさまでした。

優:あっ〇〇お風呂湧いてんで〜

〇:あっありがとう〜

優:あっ待っててなもうすぐで洗い物が終わるけん

〇:えっいやっちょっと流石にお風呂はマズイって…//

優:またゆったんを一人にするん?ゆったん寂しいよぉ…

〇:いや流石に風呂はマズイですって…

優:あっもしかして期待しとるん?(笑)もう〇〇ったら♡

〇:えっと…//

優:ほら入るで

〇:ちょっ…ちょっと!…//

優:ふふっやっぱり゙〇〇は可愛いな(笑) 

〇:もうしんどいって…僕はどこで寝れば良いですか?

優:あっこっちやで~

〇:うぉフカフカそうなベッド…ってここゆーづさんの寝室じゃないですか…

優:せやで!

〇:えっでもベッド一つしかないし、床は何も無いですよ…?

優:何言ってるん?

〇:いや布団は…

優:ゆったんと一緒のベッドに寝るんだよ?

〇:えっいや流石に狭いですよ…

優:〇〇の布団まだ届いてないけん しょうがないよ〜

〇:そんなぁ…//

優:ほらはよ寝んで?こっちおいで?

〇:は〜い…//

優:ふふっ(笑)

〇:顔近いですね…//

優:ゆったんが可愛くて照れてるの?

〇:まぁ…//

優えへへ(笑)ホントに〇〇は昔から可愛いな(笑)

〇:…なんか今日のゆーづさんテンションおかしくないですか?

優:…嫌い?

〇:えっ

優:たくさんスキンシップして来てテンションが高いゆったんは嫌い?

〇:いやそんなことはないですけど…//

優:ふふっ良かった(笑)
ゆったんなぁこっち来てから毎日仕事が忙しくて毎日ミスをして怒られて家に帰ってきてもずっと一人で寂しかったけん…

〇:…

優:やから〇〇が来てくれてばり嬉しかったけん(笑)

〇:…

優:でも今日はやり過ぎたけん(笑)
明日からは少し抑えるけん(笑)

〇:ゆーづさん!

優:?

〇:僕に出来ることがあれば何でもします。だからゆーづさんは家ではゆっくり休んでください。


優:チュッ♡

〇:…//

優:お礼やで~(笑)ありがとなぁ!あっもうこんな時間やから寝るで〜おやすみ!

〇:…//



その夜〇〇はキスの感触を忘れることが出来ずあんまり寝ることが出来なかった



〇:あっやべぇもう9時か

〇:ゆーづさんは仕事に行ってて家に居ない…大学行くか…

小:あっ〇〇君おはよ!

〇:あっ小田倉さんおはようございます〜

小:もうタメで良いのに~

〇:あっごめん

〇:小田倉さんはどこか行くの?

小:あっ私は大学行くんだ~

〇:奇遇だね~僕も大学行くところで

小:あっそうなんだ!じゃあ駅まで一緒に行こうか!






〇:小田倉さんはいつから一人暮らししてるんですか?

小:私は今の大学の付属高校に通ってたからもう4年経っててベテランだね(笑)

〇:うわぁ先輩だ(笑)

小:そんなことないよぉ〜(笑)

小:この前だってカルボナーラを作ろうとしたら牛乳入れすぎちゃってクリームパスタになったし

小:オムレツ作ろうとしたらスクランブルエッグになっちゃったし

小:カツ丼作ろうと思って卵とじしたら火加減強すぎて全部焦がしちゃったし

小:未だに料理出来ないんだよね~


〇:(…結構やばいな)

小:ちょっと引かないでよ〜(笑)

小:その代わりお菓子作りはめっちゃ得意だから(笑)


〇:えっ何のお菓子作ってんの?

小:フロランタン!クッキー!チーズケーキ♪

〇:何かめっちゃ既視感あるリズム…

小:あっそうだ今度〇〇君にも作ってあげるよ!

〇:やったぁ!(笑)

小:何か〇〇君の笑顔って凄いね〜(笑)

〇:別にそんなことないよ(笑)

小:あっ駅着いたね!〇〇君の大学はどっち方面なの?

〇:こっちだね~

小:えっ〇〇君もそっちなの?私と一緒じゃん!

〇:奇遇だね(笑)


小:それじゃあ私そろそろ降りるから

〇:あっ同じ駅!


小:私西口なんだけど…流石に〇〇君は東口だよね?

〇:いや僕も西口…


小:なんだ私達同じ大学だったんだね(笑)

〇:そうだね(笑)

小:私心理学部だから3階だけど流石に学部は違うよね?

〇:心理学部…まぁでも流石に教室は違うかね…


小:〇〇君凄いね!私達同じ学年どころか同じ学校で同じ学部で同じ教室って!しかも席指定の授業も隣の席だし!

〇:なんかストーカーみたい(笑)

小:ちょっそんなこと言わないでよ(笑)

〇:あははっ(笑)

小:でも何かここまで一緒だとカップルみたい彼氏居ないから分からないけど(笑)

〇:確かに(笑)…えっ小田倉さんは彼氏居ないの?!

小:ちょっとぉーそんな大きな声で言わないでよ〜(笑)

〇:ごめんごめん(笑)小田倉さん普通に綺麗だから居るのかなぁって(笑)

小:もぉ…//

〇:あっ次の時間小テストあるじゃんやばっ

小:(〇〇君に綺麗って言われちゃった♡






〇:あっやっぱ5限キツイね…夕方だから電車も混んでるし

小:もう倒れたい…

〇:ちょっと…//

小:ちょっとくらい良いじゃん♡

〇:何かカップルみたいで恥ずかしいって…//

小:〇〇君は嫌?

〇:えっ

小:〇〇君は私とカップルなの嫌だ?

〇:えっと…//

小:私は〇〇君の心の一等星になりたいなぁ♡

チュッ♡


〇:小田倉さん?…//

小:これは私の気持ち…初めて会ったロビーの時からずっと〇〇君に一目惚れしてたんだ

〇:小田倉さん…//

小:じゃあまた明日ね…〇〇♡

〇:…//

優:ただいま~なんか顔赤いで〜?

〇:えっそんなことないよ…//

小:えっ怪しい〜彼女でも出来たんちゃろ?(笑)

〇:違うって!ちょっとサウナ入ってただけだから

優:なんだぁ〜

〇:(良かったチョロくて)

優:まぁ〇〇は私の彼氏やからな(ギュッ

〇:ちょっとゆーづさん…// 

優:私は本気やで?このまま〇〇と結婚して子供作って4ぬまで手錠で繋がるんやで

〇:怖っ…

ピンポン

優:あれっ宅配なんか頼んだ覚えないけん誰やろ

小:あっゆーづ姉…えっ?

〇:あっいや…これはそのぉ…

優:?あっそっか麗奈は初めてだよね~この子は親戚で私の未来の旦那候補の〇〇で麗奈ちゃんと同い年やけん

〇:いやそうじゃなくて…

小:違う…

優:?

小:違う…〇〇は私の彼氏だぁ~(ギュッ

〇:いやちょっと待っ

優:ちょっと〇〇どうゆうことや?ゆったんていう彼女が居るのに他に彼女作ったん?

〇:いやそもそも親戚だし…

小:ちょっと私の彼氏じゃないの?

〇:いやまだ違うって…

小優:じゃあ〇〇はどっちの方が好きなの?!

〇:えぇっ…

END