
現状は一本釣りが優先で、一本釣りを考慮して
午後4時以降の出航が取り決められている。
丘よりの海上で誰かの合図を待っているかの
ように、多くの船が海上をゆらゆらと漂っている。
午後4時。誰かが静寂を破ると一気に船の
エンジンがうなる。
「それー。」というかけ声が聞こえそうだ。
一斉に沖へ向かって船が走り出す。
延縄は場所取りが重要だ。
その場所取りの船競争なのだ。
家族のために、自分の名誉のために。
今日も大間の漁師は全速力で突っ走る。
自分の人生を計算して生きる人が増えた日本。
何かに人生を賭けるということがある人が
どれだけいるだろう?
ときにぶつかるのは「一生懸命」生きている証。
人は喧嘩というけれど私はあえて「討論」と言う。
自分の意見をもっているからこその討論だ。
がんばれ大間の漁師!
ではでは。