46億年前のアクセサリー ギベオン隕石のお子様社長です。

おや?迷い込みましたか・・・。実はね・・・・私もなんですよ。

※注意事項です。


「起業」を目指して何かヒントをお探しに来られた方・・・。


「感動」出来るような良い話をお探しに来られた方・・・。


ここに「それ」ございません。

1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 最初次のページへ >>

目を出す日本のヒーロー達と、口を出す欧米のヒーロー達

目で語る日本のヒーローと、口で語る欧米ヒーロー

 

欧米のヒーローである、キャプテンアメリカやバットマン。

 

 

彼らは口元を隠さない。

 

 

逆に日本のヒーローである、仮面ライダーやウルトラマンは、目がグリグリ。

 

 

人造人間キャシャーンとか、愛の戦士レインボーマンは、

 

 

欧米の逆で、口を隠して目を出している。

 

 

「仮面の忍者赤影」なんて逆に目を強調している感じだった。

 

 

彼の場合は、口は出ていましたけど。

 

この俳優さん「赤影」の印象が強すぎて、他の役をするのが難しくて悩んでいたそうですね。

 

 

これは、偶然じゃないらしい。

 

 

日本人は感情を「目」で読む。欧米人は「口」で読む。

 

 

そういう研究が実際にある。絵文字にも出ていて、日本の顔文字は目で語る(;_;)。

 

 

欧米は口で語る :)

 

 

マスク論争の根っこも、同じ話だろう。

 

 

さて、「この話は一体誰から聞いた話だろう?」と、思っていた。

 

 

思ってはいた。だがしかし。

 

 

今日はレインボーマンの話をしたい(なぜ)

 

インドの山奥でんでんかたつむりんごはまっかっかあさんおこりんぼ

 

 

昭和47年(1972年)の特撮ヒーロー番組。

 

 

主人公が「インドで修行して超能力を得る」という設定からして当時としても、

 

 

ぶっ飛んでいた。

 

 

変身する様も、人間→レインボーマンだけでなく、

 

 

日・月・火・水・木・金・土の力をつかさどって、

 

 

7種類の化身になれるのだ。

 

 

月の化身、金の化身が個人的には好きだったな。

 

月の化身

 

金の化身 華金ですね。

 

 

子供の頃に変身する際の呪文をまねていたもの

 

 

「阿耨多羅 三藐 三菩提

(あのくたら さんみゃく さんぼだい)」

 

 

面白い。

 

レインボーマン/日の化身

 

 

だが、それよりもっと強烈だったのが、敵の組織だ。

 

 

その名を「タヒねタヒね団」という。(自主規制)

 

 

タヒねタヒね団とは何か。

 

こんな感じの団体さん。

 

 

彼ら組織の目的は、「日本国の崩壊、および日本人の抹〇」

 

 

子供の時に思っていたのだが、

 

 

「悪の組織とか怪獣ってなんで日本ばかり狙うのだろう?」と。

 

 

「アメリカとか強い国へ行けばいいのに」と。

 

 

しかし、この団体は日本だけを狙う理由がある。

 

 

実は

 

 

第二次世界大戦で旧日本軍の犠牲になった人たちで結成した組織。

 

 

ということになっている。

 

 

凄い設定!凄い不憫。

 

 

動機だけを聞けば、この団体。被害者側でもあるなと。

 

 

手口やり口はよくはないけど。

 

 

彼らの作戦も本格的だった。

 

 

  • 薬物で日本人の精神を崩壊させる
  • 大量の偽札をばらまいてインフレを起こす
  • 親日派要人を暗〇し、国際社会から日本を孤立させる

 

 

子供用の番組とは思えないリアルな計画。これを次々と実行していく。

 

 

彼らには忠誠心を持たすため、昭和の企業よろしく、団体歌まで存在した。

 

 

タイトルは「タヒねタヒね団のうた」。

 

 

歌詞の中には「黄色いブタめをやっつけろ」という一節もあった。

 

 

これが昭和47年、日本のお茶の間のテレビで流れていたわけだ。

 

 

再放送は、永遠にないな。

 

==================================

ヨガの眠り。

 

 

レインボーマンには致命的な弱点があった。

 

 

戦いでエネルギーを使い果たすと、体が勝手に座禅を組みだし、

 

 

全身が真っ白に石化する。

 

 

「ヨガの眠り」だ。

 

 

回復にかかる時間はきっかり5時間。その間は完全に無防備。

 

ヒーローが5時間、石化するって斬新よね?

 

 

その石化したレインボーマンに、敵の女性キャラが注射を打とうとして、

 

 

針が折れた。そんなシーンを覚えている。

 

 

子供心に「そんなもん、石やのに折れて当たり前やん」と思っていたけどね。

 

 

子供に子供だましは通用しない。

 

===================================

 

この作品を作った人、川内康範氏。

 

 

1920年、北海道函館市の日蓮宗の寺に生まれた。

 

 

高等小学校を出た後、炭鉱で働き、17歳で上京。

 

 

新聞配達をしながら独学で文学を学んだ。

 

 

軍隊では上官の暴力で慢性気管支炎を患い、生涯苦しめられた。

 

 

戦後、脚本家・作詞家として頭角を現す。

 

 

「月光仮面」「まんが日本昔ばなし」の原作・監修、

 

 

「おふくろさん」「誰よりも君を愛す」など数々のヒット曲。

 

 

昭和のエンターテインメントを支えた巨人。

 

 

♪月光仮面のおじさんは~♪(おじさんてw)

 

 

グリコ・森永事件では、犯人に私財を提供すると申し出た。

 

 

歴代首相に水面下で助言し続けた。とにかく規格外の人物だった。

 

 

「毒入りキケン。たべたらタヒぬで」

 

 

2008年、88歳で死去。

 

 

戒名は「生涯助ッ人」。

 

戒名は要らないと言っていたらしいが、ご家族がこのようにお願いしてつけたようだ。

 

 

無償の愛を説いた男が、「タヒねタヒね団」を作った。

 

 

矛盾しているようで、矛盾していない。

 

 

戦争で傷ついた人間の憎しみも、

 

 

それを超えようとするヒーローの姿も、

 

 

川内康範という人間の中に同時に存在していたのだと思う。

 

 

日本のヒーローが目を出すのは、目で感情を語る民族だからだ。

 

 

そして昭和の子供たちは、そのグリグリした目を通じて、

 

 

善悪よりもずっと複雑な何かを受け取っていた。と、思う。

 

 

日本人は感情を「目」で読む。欧米人は「口」で読む。

 

 

最初に「これは誰から聞いた話だろう?」と書いた。

 

 

いろいろ思い出せたので、誰からでも、まあいいか。

1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 最初次のページへ >>