どうも、えとあるです。




いよいよ関東は梅雨入りしましたね、じめじめが止まらないといった感じです。

アクアリストの悩みとして、温度と湿度が上がってきますと今度はカビの問題が出てきますので、今年も除湿機を常に稼働させなければならない時は近そうです。

そういう意味では夏場の方が電気代が怖いですね。笑


それでは今回も『パールグラスボトル vol.2』に引き続きやっていこうと思います。


6月14日(月)。

前回記事でお伝えしました、次亜塩素酸処理にて藍藻対策をしたパールグラスさんです。

次亜塩素酸処理をした効果なのか、嬉しいことに藍藻はこれ以上発生せず、さらにバイコムさんのアルジーガードも相まって藍藻の抑制はしっかり出来ているように感じました。

しかしよくよく見やると、なんだか葉の一部が元気ありません。



まあ「薬浴したししょうがないか」とは思いつつも、この現象には少々問題を感じておりました。

葉の調子が悪い→リカバリー出来なければ葉が段々溶ける→溶けた葉がコケ始める→水槽崩壊、というビジョンが見え隠れするのですよね。


なんなら既にコケが出ていた株に関しては、よりコケの色が強くなっている箇所もちらほら見られましたし、これは早急な対策が必要だと思いました。

アルジーガードも「既に発生してしまっているコケに効果はありません」と書いてありましたしね。


その第一段階として、以前撤退させた我が家の肉食ヤマトさんの代わりに、ミナミさん達を7匹投入することに。

まだ差し戻したばかりですし、葉の状態もそれほど良くなかったので、根張りがまだであろうパールグラスさんをミナミさん達に抜かれる心配はありました。

とはいえこのままコケが酷くなっても余計手に負えなくなりますし、我が家のミナミさん達はちゃんとコケを食べてくれることがわかっているので、成果を出してくれることを祈りつつ観察を続けました。


6月15日(火)。

コケはどのくらい減ったかとボトルを覗いてみましたが、体感的にはあまり変わっておりません。

コケの増殖スピードに対するミナミさんの数が少ないことは否めませんが、私、コケがあまり減っていない別の大きな原因を発見しました。

それがこちら。

ちょっと見えづらいですかね。

ミナミさん達、枯れたパールグラスさんの葉をしっかり食しておりました。

枯葉はコケの原因にもなるので食べてくれるということ自体は悪くないですが、既出のコケを殲滅して欲しいところではあります。苦笑


6月17日(木)。

可食出来る枯葉がなくなったからか、ミナミさん達が次第にコケを捉えてくれるようになりました。

しかし光量の問題かコケの絶対数が急激に減る様子もないので、水換えとスポイトでコケの排出を行いつつ、フィルターでお掃除を継続。

次亜塩素酸処理で弱った葉も、枯れたところ以外は色味が元に戻り始め、特に頭頂部の新芽は元気が出てきました。


6月19日(土)。

軌道に乗り始めたと思われたパールグラスボトルですが、ここへ来て異変発生。



ミナミさんが枯れた葉を食べてくれたのは良かったのですが、食べてくれた実際の部位は葉肉だけと言いますか、枯葉の中でも繊維質の強い葉脈部はちゃっかり残していたのですよね。

あろうことか、その葉脈部がコケ始めるという事態に。

このままコケが悪化すると、残った葉脈部の上に生えている新芽までコケそうな気配を察知。

ここは思い切ってピンチカットを決行することにしました。


カットシーンは撮り忘れましたが、前回の差し戻しから1週間経ちましたし、多少は根張りもしているだろうということでこんな感じでバッサリいきました。

コケが出始めている部分を狙いつつ高さを出来るだけ揃えるようカットしたら、丸坊主に近い感じになりましたね。


新芽部をすてるのはもったいなく感じましたけれど、今回はピンチカットのみということで差し戻ししておらず、ソイルもしっかり見えてしまっております。

その後はミナミさん達を苦しめ過ぎない程度に換水強化しつつ、アルジーガードも散布。

これで少し様子を見ようかなと思いました。


いやまあ、そもそも、こんな小さなボトリウムに栄養系ソイル使用 &20WのLEDライト直置きしていること自体間違いなのですけれどもね。

とはいえソイルにはもうパールグラスさんが根張りしておりますし、ライトも別の持ち合わせがありません。


6月20日(日)。

先日そんなことをぼんやり思ったので、だったら栄養量にも光量にも対応した成長力を、水草に促せば良いかと結論を付けCO2添加を始めました。

結局のところ、アクアリウムは水草の成長に必要な要素のうち何かしら足りてないからコケるのですよね。

そして水草の成長に必要なもののうち、アクアリストが用意してあげれるのは「栄養・光・温度・水質・CO2」ですので、この中で何が足りていないのかといえばダントツでCO2だなと。


換水は多めにしていますが、その中に含まれるCO2だけでは、現行の栄養量と光量に対応し切れてないのでボトルがコケ優勢となるのでしょう。

ヒーターは入れていませんが室温が既に平均して25℃以上ありますし、パールグラスさんの絶対数が少ないという点を除けば、今私が対応出来るのはこのくらいですね。


水量的に5秒1滴くらいにしていますが、気泡は十分出ています。

これでパールグラスさんの成長を促しつつ、今のミナミさんパワーでコケを消し切れないようであれば、ミナミさんの数を増やす方向で行こうと思います。

遮光も考えましたけど、パールグラスさんの絶対数を増やせる差し戻しを早急にやることを考えれば、出来れば現行の子達の成長力は止めたくないなと。


そんな感じですが、取り敢えず今後の経過観察を頑張ろうと思います。



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今回の感慨:『最近小蝿に悩まされている』えとあるでした。
それでは、また。