どうも、えとあるです。



いよいよ冬の気候ですね、ヒーター入りの水槽を見て「この温室育ちめ」と思わずにはいられません今日この頃です。
まあヒーター入りの水槽水を"温室"と言って良いものかどうなのかは考えものですけれどもね。
水草達も自身の適応した環境から無理矢理引っ剥がされて、管理の行き届かない水槽に放り込まれたり瓶詰めにされたり、挙句この言われようなのですからとんだとばっちりですね。

では今回記事も『30cmキューブ水槽再開 vol.11:藍藻撲滅作戦part 1』に引き続きやっていこうと思います。

11月23日(月)。

グリーン・F・ゴールドを添加し46時間、のち90%換水を行い、さらに毎日50〜70%換水を続けること3日目。
換水前に弱った藍藻達をスポイトで吸い出し、清掃を続けるとここまで綺麗になりました。
さすが対細菌兵器、見事なものです。

ただしかし問題もあって、数日間パワー換水しているにも関わらず、少し時間が経つと水の黄色みがどんどん復活してきてしまうのです。
これはつまりまだ薬剤がどこかに残っているということ。
フィルター内にも混入しているであろう藍藻胞子の除去を考えて、フィルター回しっぱなしで薬剤添加したのはマズかったかもしれません。

水槽水の臭いも段々キツくなり、有用なバクテリアの死滅の示唆、水草達の状態も落ち、ついには最後の1匹だったヤマトさんも⭐︎になってしまいました。
これはアクアリストとして由々しき事態。

そんな折、高校来の友人がアクアリウムを始めるということで、一緒に都内のアクアショップ名店巡りをしてきました。
そこで予てから欲しかったADAさんの30cmキューブガーデンに遭遇、友人が車を出してくれていたこともあり衝動買い。
……あぁ、またやってしまった、これは、もう、水槽を、再再再リセットするしか。

はい、ということで、キューブガーデン水槽の立ち上げをすることと相成りました。
記事タイトルも変えないといけませんね。
ただ、職業柄この霜月→師走は瀕死レベルで忙しくなるので、また仕事にかまけてせっかくのキューブガーデン水槽を潰してしまうのも嫌ですし、年末年始の長期休みを使ってじっくりやろうかと思います。

それに向けて、まずはやることがありますね。
そう、現行水槽のリセット&水草達の復旧作業です。

そんなわけで、11月24日〜27日までの平日。
帰宅後ちょこちょこと、水草達(ルドウィジアハイレッド、オバリス、ウォーターバコパ)を水上葉実験施設の方へ移行。
こちらはまた今度、別口で記事にしますね。

11月28日(土)。
残った水草達(グリーンロタラ、インディカ、ルブラハイグロ、ニューラージパールグラス)は、キューブガーデン水槽にそのまま移行出来るよう水中葉展開させたまま状態復旧したいのですが、水槽もリセットしたいということで、この日一気に作業しました。
あ、掃除が楽に出来るようこっそりライトスタンドを導入しました。

まずレイアウト素材の洗浄、熱処理。
今回ばかりは素材を少なめにして助かりました。
ブラシでガシガシ洗った後、塩水を沸騰させてバケツに入れ数分漬け込み、水洗いしたあとまた3回くらい熱湯殺菌処理しました。

水草達は種類分けして洗浄し、ラップを掛け、いったん放置。


盛土用の軽石バックを水槽から除去し洗浄。

以前ポピーグラスを割ってしまい水槽内にも破片が混入してしまったので、ソイル上層部は処分。
それだけでガラス片を全部取り除けたわけではないと思いますけれど、まだ使用できそうな中・下層部のソイルはふるいに掛けて泥と顆粒部を分けつつ、使用可能なものを熱湯処理。
ペットボトルの下に小さな穴を空けて熱湯を上から注ぐと、楽出来て良いですね。
たどペットボトルだと熱で変形しちゃうので、ソイル選別用の熱処理瓶を今度作りましょうかね。

フィルター内もしっかり洗浄し、水槽自体もピカピカに磨いてスッキリしました。

さて、そして寒さに震える水草達を早々に保育すべくサクッと注水。
新しいポピーグラスも注文しておいたので、早速設置しました。
キューブガーデン水槽ではフィルターをエーハイム2213にするので、今度は水流をかなり落とせるリンググラスを購入しようと思っていたのですが、発送が年末になってしまいそうな感じだったのでポピーを再購入しました。
折を見てリングも購入します。

次に水草保育容器のセット。
今回は水草を状態復旧させることがメインな為、簡易に移動したり清掃したり出来るよう、コンビニで売っているゼリー容器を鉢にすることに。
長期保持する予定はないですけれどおまじない程度にADA三種の神器を添加、日光処理していないのであまりよくはありませんけれど先程熱処理したアマゾニアをそのまま再利用するので、栄養抜けを補填する為にイニ棒を各容器に1つ投入。

種類ごとに水草達を移住させ、水草保育箱完成。
見栄えそっちのけで、とにかく水草の状態を戻すことだけに特化させた水槽ですね。
換水や清掃も楽ですし、移動やトリミングの管理もすぐ出来ます。
まあ、ある種の水草ストック水槽みたいな感じでしょうか。
一度藍藻やアオミドロが出た水槽のソイルを簡易洗浄してそのまま使っているので、ちょっと怖い部分もあるのですけれども、そこはライトの照射量や高頻度換水でカバーしていこうと思います。

換水直後はこの気泡量。
水道水に含まれるCO2や微量元素に反応しているのでしょうね。
とにかく水草達の状態が戻れば、あとはトリミングや換水によって水草達に付着している極上のコケ達も除去出来るでしょうし、元気になってもらうことを最優先に考えます。
その上でCO2添加も検討していましたが、換水だけでここまで気泡が上がるなら、動物生体がいないことを良いことにパワー換水だけでなんとかやっていこうかなと思います。
コスパ的にもパワー換水の方が私的には良いのですけれど、持続的な光合成をさせた方が水草達にとっえ良い状態になりそうな雰囲気だったら、水槽台の中で眠っている機材を引っ張り出そうと思います。
手持ちのものは電磁弁がない手動タイプなので、もし水草保育箱で入用になったら、キューブガーデン水槽に向けて新しいレギュレーターを購入するのも良いですね。

ソイルとの設置面が多く藍藻に侵蝕されていたニューラージパールグラスは特に状態が悪そうだったので、なんとか元気を取り戻して欲しいところです。
最悪は水上葉実験施設から移行出来るのですが、寒さの影響でこちらもあまり状態が良くないので、水中葉個体をなんとか復旧出来るよう自分もお世話頑張ります。


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今回の感慨:『なんか店売りしている水草みたいだな』と保育箱を見ながら呟くえとあるでした。
それでは、また。