どうも、えとあるです。



ひと昔前の話ですが、どうでも良いことを一度深く考えてみて、やっぱり「どうでも良いな」と思った話をいきなり連ねるのですけれども。

いくつかの水草には"水中葉"と"水上葉"が存在していますよね。
文字通り水中で葉を展開させている状態なのが"水中葉"で、水上で葉を展開させている状態なのが"水上葉"ですね。
はてさて、皆さんはこの漢字を何と読むのでしょう。

私はアクアの世界に入ってこの言葉を知ってからずっと「スイチュウヨウ・スイジョウヨウ」と読んでおり、三省堂さんの大辞林にも"スイチュウヨウ"とルビがありました。
でも、ほとんどのアクアリストさんは「スイチュウバ・スイジョウハ」と読んでいますよね。
別に気にしていたわけではないのですけれども、読み方によって、例えば葉の展開状況が異なるとか、何かそういうニュアンスの違いがあるのかなと悶々と考えていた時期が自分にもあったことをこの水上葉箱をいじりながらふと思い出したんです。
自分がたどり着いた結論を言えば、特にその発音間に意味合いの違いはないみたいで、「まあ伝わればどっちだって良いじゃない」ってところでした。
辞書だって100%正しいわけではありませんし、新しい言葉だってどんどん生まれますから数年置きに改訂版が出るわけで、これに関してどうしても決着をつけたいなら"初めてこの言葉を使ったひとがどちらを発音したか"というところに行き着くわけですが、いやはやそれも自分には調べられませんでした。
故に、やっぱり「どうでも良いな」という結論に行き着いたわけです。

つまり何が言いたいのかというと、自分がこの類の記事を書くときは個人的には「スイジョウヨウバコ」と記載しているつもりですけれど、「スイジョウハバコ」と読んでも一向に差し支えないですよということです。
うん、本当にどうでも良い話でした。


さて、第一弾となる『』は、8月16日までの経過観察でした。
今回は、その日以降から8月28日(金)までの経過観察となります。

仕事の関係で立て込んでおり、まずファーストショットとなるのが8月19日。
こちらの写真がインディカさん達ですね。
前回記事では、5日間外出して帰宅したとき土がコケまみれになっており、コケを取り除いて土を耕したら水草達が元気になってきたお話をしました。
同様に、写真は撮れなくともほぼ毎日土を耕して"土から少し水が滲んでいる"程度の水位を可能な限りキープしましたら、萎縮していた葉もますます元気になって参りました。

こちらはグリーンさん達。
インディカさん達には出遅れているものの、徐々に葉の展開率が上がってきました。


さらに8月21日。

19日の写真と比較しても、違いは一目瞭然ですね。
葉の大きさ、展開量、段違いです。
土が嫌気化して酸欠になっている根っこへ酸素を送る為とはいえ、せっかく根張りしている植物に対してこんなにガシガシ土を耕してしまって良いものかと思っていた節もありましたが、今回はそれが功を奏したようで。
非常に良い勉強になりました。


8月23日。

葉はさらに大きくなり、高さも出てきました。
手入れの仕方はずっと同じです。
1日のうち朝夕2回もしくは夕方1回、乾いた土に軽く霧吹きしてから根を傷つけないようにピンセットでガシガシと土を耕し、"土から水が少し滲んでいる"程度になるまで霧吹きで葉にも吹き掛けながら水を追加するという感じですね。


8月25日。
インディカさん達は「もう光に十分触れられるぜ!」と言わんばかりに、高さのある株から一斉に匍匐を始めました。
まあ元来ロタラは匍匐性の強い水草ですから、景観は悪いですが元気な証拠ですかね。

グリーンさん達は「まだ光に届かないぜ!」と言わんばかりに高さを求めておりますが、葉肉自体はすごくぷっくりしていて状態が良さそうでした。


8月26日。

浅ましくもちょっとオシャレを狙って撮ってみましたが、連日の通り元気そうです。


8月27日。
事件が発生しました。
どうやら前日の夜に激しい雷雨があったみたいで、水上葉箱の中が水没。
水草自体は全く問題なく元気だったのですが、朝忙しくて水位を下げる時間がなく仕事に出掛け、帰宅したら土の上が一面コケだらけに。
どうやら悪さしているコケは藍藻みたいでした。
悪夢再来と言わんばかりの光景でしたが、一度やって成功した対処法をもう一度やるだけだと思い、ピンセットでツマツマ。
もちろんコケを全部取り除けるわけではありませんが、藍藻を土ごとピンセットで刮いで袋に捨てて、ピンセットに付着したコケは尺に溜めた水で洗う。
この作業を合計1時間くらい2箱分行いました。
藍藻がこんなに湧くということは、リン酸値が高いのですかね。
もしかすると、箱の土を作るときにこっそり入れたイニ棒が悪さしているのかもしれません。
土を取り替えるのもリン酸除去剤を買ってくるのも面倒臭いので、換水と水位キープをこのまま継続します。

そして8月28日。

こちらインディカさん達。


こちらグリーンさん達。
ご覧の通り、ついにトリミング&差し戻ししました。
インディカさん達に関しては、高さのある葉がかなり這ってしまい新芽まで覆ってしまっていたので、空きスペースを埋めるようにして差し戻しました。
グリーンさん達は、ガンガン縦伸びしていたのですがついに先っぽが蓋に到達してしまったのと、それに感づいたのか1本が匍匐を始めたので頃合いかと思い、同じように空きスペースを埋める感じで差し戻し。
とても良い感じになりました。

なるべく茎元の葉を2枚以上残すよう節を狙ってトリミングしたのですが、カットすると根が伸びるまでどうしても成長量が落ちるので、しばらくは目に見えるような変化はお預けですかね。
特に匍匐性のある草は密集させればさせるほど「光を寄越せ!」と縦伸びするので、箱いっぱいにロタラ達が増えるまで横伸びとの戦いは続きそうです。
半日陰で育てる手もあるにはありますが、それでは夏の莫大な太陽エネルギーを存分に与えてあげられないので、自分が頑張って管理してあげたいと思います。

まだまだ暑い日が続くみたいですので、厳しい日々ですけれど水草栽培はもっと楽しめそうですね。


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今回の感慨:『ト◯ロに来てもらってグーッと背伸びしてもらえばロタラ達も一気に伸びるかな』と自分の年齢を1桁削除した方が良い感慨に浸るえとあるでした。
それでは、また。