3.11の大震災以来、ずっと心の一部が地震や津波、そして放射能などの被害にあった人たちのことで占められていて、なんだか、もぞもぞとすわり心地の悪いイスに座っているような気分がする。
震災直後にわずかながら募金もしたし、支援物資も送った。それでも、被害もなく平穏で変わりない日々の暮らしの中に身を置いていると、時折、家を失った人たちのショックや、とっても大切な誰かを亡くした人たちの喪失感、また震災当時の恐怖がいかばかりだったかなど、想像力をたくましくして、なんとももぞもぞしてしまうのだ。
すぐにでも駆けつけて、そんな人たちの支えになりたいと思ったものの、そういう際に必要な特別な技術があるわけではなし、瓦礫撤去などの作業をするには腰に不安があるし・・・。そんなこんなでいつしか7ヶ月が経ってしまった。
もうかなりの瓦礫が片付けられ、ボランティアのニーズも第2ステージへと移り変わりつつある今日この頃。ちょうどダンナが仕事で宮城に行くことになったので、私も、もろもろのつじつまを合わせて、宮城まで同行し、現地別行動でボランティアをしてこようと準備を始めた。

ボランティアをやるにあたって、必ず加入しなければいけない「天災型ボランティア保険」に加入し、ボランティアで何度も現地へ行った町の福祉事務所の人に、今必要な持ち物を聞いて買い揃え、被災地で営業を再開したホテルに予約を入れ、なるだけ現地でお金を使おうと計画していた矢先に、ぎっくり腰になってしまった
それが先週の土曜日。被災地へ出発するのは明日の早朝。
その前からひざを痛めていて、注射を打ちながら治療をしていたところに、今度はぎっくり腰。もう大ショックで呆然。
よろよろしながら行きつけの整形外科に行き「ひざの調子はどうですか~」なんてにこにこ診察する先生に、「あの~、実は言いにくいんですけど・・・ぎっくり腰もやってしまいました・・・」。
先生「あらら、それは大変ですね。痛いでしょう」
私「ええ、痛いのも痛いんですけど、その、なんというか、実は出かける予定がありまして・・・」
先生「えっ・・・」(先生はかなり白い目・・・汗)
私「震災被災地に木曜日から出かけるんですけど、このままじゃ痛くて動けないんです。先生何とかなりませんか!」
先生「・・・・・・うーん、安静が一番いいんですけどね。ま、何とかできないこともありませんが・・・・・・」
私「えっ、何とかできるんですか!それじゃぁ、その何とかをやってください!!!」
というわけで、先生にはかなりあきれられたけど、腰に筋肉を柔らかくして痛みをあまり感じなくなる注射(処方箋には麻酔薬と書いてあった・・・)を4ヶ所ほど、ぶすぶすぶすと遠慮なく注射され(涙)、さらにひざにも注射。そして錠剤の痛みを感じなくなる薬、筋肉を柔くする薬などを処方された。
「1日3回、必ず飲んでくださいよ。これなら何とか動けるでしょう。コルセットをして、冷やさないように腹巻もしたほうがいいですよ。最近はおしゃれなのがあるでしょ」と先生。ああ、先生ありがとう!
で、その後、ほんとに動けるようになった。腰痛用のコルセットをして、薬をちゃんと飲み、かなりいい患者をしている私。痛みが消えたわけではないけど、腰が伸ばせて歩ける!家事もできる!刺すような痛みが、鈍い痛みに変わり、それも少し軽くなってきたような感じ。
ただボランティアができるほどよくなるかは現地に着いてみないとわからない。もともと腰が弱くて軽作業しかできないと思っていたので、そういう作業がないと参加できないし、現地のニーズが私の体力に合わない可能性もある。
避難所がどんどん閉鎖されて、仮設住宅に移る人が増えている。町ではお店や宿泊所などが再開し始めている。地域のお祭りや復興イベントなども盛んに行われているようだ。当初のボランティアとは違うニーズが求められているのも事実。この時期、どういうお手伝いが必要なのか、実際行ってみて様子をみてからじゃないと、ちょっと見当もつかない。
とにかく行ってみる。ボランティアできなくても、お金は使えるしね。
というわけで、明日から日曜日まで、被災地で様子を見てくるつもり。現地から報告ができそうだったら記事をアップするつもり。もしくは帰ってきてからまとめて報告となるかも。
腰の痛みが何とか引いて、何かお手伝いができればいいなー。