夜空に大きくて眩しい満月が輝いている。
1年で一番月の美しいといわれる中秋の名月。
昼間はまだ30度を超えるような残暑の厳しい日々だけど、夜になると空気がひんやりして、月の光が真っすぐ弓矢のように地表に降り注ぐ。
日が暮れると、秋の虫が鳴きはじめる。季節は少しずつ動いている。
「お月見♪お月見♪」と、都内から大急ぎで帰ってきたけど、たどり着いたころはもう薄暗い暮色に包まれた時間。いつの間にか、日暮れの時間がずいぶん早くなってきた。
大急ぎでククの散歩に出かけて、ススキを探したけど、暗くて見つけることが出来ずに、道端でなんちゃってお月見野草を摘んで帰った。
夕ご飯の用意と同時進行で、お月見のお団子作り。団子の粉をこねて、小さな月のうさぎを何匹も作った。

耳は焼き串で焦がして、眼は食紅。
かわいくて小さな月のうさぎがたくさん。銀色の満月の光に照らされて、あっちこっちへぴょんぴょん跳ねまわる、というような気分(笑)。
たれはみたらしを作り、スタンバイOK.。
しばらく、うさぎたちと一緒に大きな月の光を楽しんでから、いよいよ月より団子タイム♪みたらしのたれと絡めて、うさぎちゃんはおなかの中へ~。
うつくしい満月も、おいしいうさぎちゃんも、どちらも大満足の中秋の名月night。