夏休みの最後の日曜日。ダンナの兄家族が遊びに来たので、一緒に海に行ったり、行列のできる磯料理の「魚佐」、天然氷のかき氷「霧原」、さらにビーサンの「げんべい」、プリンの「マーロウ」と、葉山観光の王道めぐりをした。
つまり、どこにいっても行列ということ。県外ナンバーの車が押し寄せ、小さな町なのに、お天気のいい休日には人口が倍増するというのが葉山の特徴(?)。
台風が近づいてきているので心配したお天気も、上等な夏晴れ。青い空にもくもくと入道雲が輝いていた。海もうねりはあるものの、そこそこ穏やかで、森戸海岸ではたくさんの人が最後の夏休みを楽しんでいた。
行列は大変だったけど、日陰を吹き抜ける風は心地よくて、そこかしこに夏の終わりの気配が潜んでいる。もう盛夏は過ぎたんだなーという感じ。過ごしやすくても、少し寂しい気分になる。この夏の終わりの寂しさは、子どもの時からずっと一緒。あんなに暑くてうんざりしたのに、なんでだろう。
夕方、ククと一緒にまた森戸の海まで散歩に行った。海に落ちる夕陽を見ようと思ったのに、ぎりぎりのところで雲に隠れてしまって、少し残念。
それでも黄昏ていく、ぼんやりと明るい残光の中で、子どもたちが波といつまでも遊んでいる景色が、すごく幻想的だった。

「ほら、帰るよ~」
「まだ、帰らない!」
「遅くなるでしょ。帰るわよ~」
「やだ~!もっと遊ぶ」
「もう、暗くなるでしょう。帰ります!」
「もうちょっとだけ、遊ぶ!」
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夏の日の夕暮れ時、いや、夏に限らず、夕暮れ時はいつもちょっと寂しい。