朝から雪が降っていた。まだ落ちてくると溶けてしまうような、柔らかな雪。それでも雪が降る日というのは、本当に珍しくて、ずっと窓に張り付いて、外ばかり眺めていた。
 
こんな日は、朝から薪ストーブに火を入れて、暖かな部屋の中で窓の外の雪を見るのが幸せ。温かいお茶を入れて、昨夜作ったカステラを切りわけるひととき。
 
 
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実家の母から、美味しいタマゴを食べてと送ってきたので、たっぷりとタマゴ使うお菓子は・・・と思いついて焼いた、ふわふわのカステラ。
 
強力粉で焼いたので、どっしり、しっとり、ふかふかという感じ。
 
昨日の夕ご飯の後に焼き始めて、低温で1時間以上じっくりと焼き上げたカステラ。オーブンから出して、まだ熱いうちにラップでぴっしりとくるみ、一晩寝かせておいた。
 
これは時間が経ったほうが、生地がなじんで美味しくなるお菓子。美味しいのにすごく控えめなイメージのカステラ。
 
雪が降ると、外の音が消えてしまって、町がとっても静かになる。ひっそりと降る雪。その雪を見ながら食べるカステラ。
 
窓の外では、まだまだ雪が降り続いている。地面は白くならないけど、見渡せる家の屋根が、うっすらと白化粧をし始めた。
 
だんだんと雪国のような景色になってくる。これで地面が白くなれば、雪用のタイヤなんて持っていないこの辺りでは、もう車も出せない。
 
そうすると、ますます静寂が広がり、私たちは雪の世界に閉じ込められていく。