乗馬に出かけ、産直野菜を買いに子安の里へ足を伸ばした。
この子安にはお気に入りの場所があり、そこをたずねてみると、水仙の花がびっしりと咲き誇っていて、そこだけ春の気配。

久しぶりに曇り空で、すごく寒い日だったけど、水仙の原っぱは暖かな春の香りが漂っていた。
それから家に向かって海辺の道を走り始めると、なんと雪!
今シーズン初めての雪。
空から、白くてひらひらした雪片が、無数に落ちてくる。

地面が白くなるようなことはなさそうだけど、それでもはるか頭上から軽やかに落ちてくる白い小さなかけらに、すっかり心引かれて空ばかり見上げていた。
この雪の一粒を持ち帰りたくて、手のひらに受けると、あっという間に水滴に変わる。
ささやかな冬のしるし。
大雪で大変な地域の方々には、雪なんてもううんざりというところだろうけど、1年に1度降るか降らないかという温暖なエリアに住んでいると、小さな一片の雪でも、心ときめく季節の便り。
うねりが入っていたので、海にはサーファーがぷかぷか浮かんでいた。そんな海の上にも白い雪。ああ、冬が来たんだなーとしみじみと季節のめぐりを感じてしまう。
こんな日は、早く家に帰って、薪ストーブに火を入れて、暖かな部屋で冬篭りが似合いそうな冬のひと時。