私の町がゼロ・ウエイスト宣言をしたのが2年前。町長が新しく変わって、何か新しいことが始まるぞ!という予感に満ちたスタートだった。
しかし、町にはいろんな人たちがいて、なかなか一筋縄では前に進まずに、難産しながら少しずつことが進んでいくという感じ。
そいうこうしている間に、町民の中からも協力者が現れてゴミ問題をなんとかしようという動きも出てきつつある。確かにゴミの少ないきれいな町に住みたいというのはみんな同じ。有限な地球に住みながら、無制限にゴミを排出し続けると、地球は持たないということもみんな自覚し始めつつある。
そんなこんなで、この9月から、私の町内会がモデル地区として、ゴミの個別収集という新しい試みにチャレンジすることになった。
これまでのゴミステーションに出せるのは、リサイクル可能な資源ごみ+埋め立てゴミ。それ以外の容器包装プラスチックと燃えるゴミは、各自用意したふた付きバケツに入れて、自宅前に出すという方法。

これまではゴミステーションだったから、適当に捨てていた人たちも、自宅前に自分のバケツで出すとなると、曜日を間違えたり、いいかげんな出し方はできなくなるはず。
ステーションでも、袋から出して、それぞれのゴミを指定されたコンテナに入れるようになる。袋ごとのときは、違うゴミが混じっていても平気で捨てられていたけど、これからはきちんと分別しないとゴミのおき場所がない。
自宅から出る段階で、きちんと洗って分別されていれば、資源として利用できるものもたくさんあるはず。資源のない国に住む私たちとすれば、リサイクルすることで資源を再利用することはすごく大切。
今年、町内会の班長を引き受けている私。新しいやり方に慣れるまでは、ゴミステーションの立ち番をやることになった。
朝、大急ぎで子供たちのお弁当を作り、当番のネームプレートを首から提げてゴミステーションへ。間違って持ってきた人に注意して、トラブルにならないかと心配したんだけど、今のところ皆さん素直に持ち帰ってもらっている。
こういうゴミの出し方をすると、目の前にあるのはゴミではなく、資源なんだという意識がふつふつと芽生えてくるし、こうしてリサイクルに出すようなものをたくさん買い込むことにも疑問を感じるようになる。
本当に燃やしたり埋め立てたりするゴミが少なくなってくると、自治体としてのゴミ処理問題もかなり解決されるだろうし、協力し甲斐もあるというもの。
めんどくさいという意見も聞こえてくるんだけど、だからやめましょ、というような時代でもないし。なんとかゴミも少なく、きれいな町になっていけばいいなと願っているところ・・・。