先週、森に日本ミツバチの巣箱の様子を見に行くと、ミツバチが一匹もいず、巣は空っぽ。
 
いや、空っぽではなく、中にはスムシとオオスズメバチ。
 
日本ミツバチの死骸がないので、どうやらスムシが入って巣を食べ始めたので、嫌になって日本ミツバチが巣を捨てて出て行ったようだ。オオスズメバチは日本ミツバチがいなくなってから、巣の中に入り込んだ様子。
 
このスムシ。ミツバチの巣を食べる蛾の幼虫で、油断するとすぐ入っていてタマゴを産み付ける。幼虫が孵り、ミツバチの巣を食べ始めると、もうアウト。その前にスムシを駆除してやらないと、蜂たちは巣を捨ててしまう。
 
やはり、週1回のお世話ではきちんと面倒がみきれないかも。とにかく撤収してミカンハウスに持ち帰り、中を掃除して、もう一度巣箱を仕掛けてみることに。
 
 
 
巣板をはずそうと、針金で巣を切ってみると、蜂蜜が少し残っていた!やったー!
 
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量は少ないけど、せっかく残っていた蜂蜜。がんばって絞ってみることにした。
 
よく見るとスムシもまだ残っていた。まず、スムシを取り除いて、巣をバリバリ割ってざるの上に。そこで垂れてきた蜂蜜を、さらに布巾でこして不純物を取り除いたら、けっこうきれいな蜂蜜が取れた。
 
日本ミツバチの蜂蜜は、巣ごと絞って蜂蜜を採るので、花粉もローヤルゼリーもみんな混じっていて、滋養にいいという。
 
ぺろりとなめてみると、あっさりとした舌触りに、濃厚な甘さと酸味が絡み合った複雑で芳醇な味わい。
 
普段食べている西洋ミツバチの蜂蜜とは、全然味が違う。
 
今回、私たちが飼っていた日本ミツバチは1ヶ月しかこの巣箱に滞在していなかったけど、巣板6枚を作り、蜂蜜もそれなりにためていた様子。
 
日本ミツバチ1匹が、生きている間に集めることができる蜜の量はティースプーンに半分ぐらいだとか。そんなにわずかしか集められないハチミツを味わえる幸せ。
 
集めた量を計ってみると約200g。私たちが、初めて採集した貴重な200gの日本ミツバチの蜂蜜。まさしくプライスレスな蜂蜜だ。
 
その後、残った巣で蜜蝋を作った。こちらは29gできた。ほんとにわずかな量。
 
持ち帰った巣箱は、バーナーで表面を焼いて消毒し、溶かした蜜蝋を塗った。これは、我が家のデッキ下に設置して、逃げ出して新しい家を探している日本ミツバチを待つことにした。
 
さぁ、新しい出発。うまく新しい日本ミツバチの群れが住み着いてくれるといいな。