年末年始で飽食の日々を過ごし、その割には体もあんまり動かさなかったので、なんだかちょっと重たい感じ。
そこで、久し振りにクク隊長と三が丘トレイルを歩いて体を鍛えることに。この三が丘には旧役場前バス停から、あじさい公園から、そして真名瀬の熊野神社裏からと、3ヶ所トレイルの入口があり、家から1番近いのはあじさい公園の上り口。

山の斜面を這い登る急な階段のトレイルをずんずん登っていくと、やがて、木々の切れ間から森戸の辺りの海が右手に見えてくる。思いのほか緑が濃くて、日差しが入ると明るい森という表情。
山の中では、クク隊長は水を得た魚のように元気になる。まるで飛び跳ねるように階段を駆け上っていく。私は次第に汗だくだくになって、ダウンジャケットを脱いで歩きたい気分。
もう少しで山頂の尾根にある広場にたどり着くという場所で、かなり高齢のおばあちゃんに出会った。とても山を歩くような格好ではなく、お買い物に出かけたというような雰囲気。
ひょっとして徘徊?と思って声をかけると「道に迷っちゃって・・・」とのこと。わざわざ来る場所で、迷うような場所じゃないんだけど。それに、聞くと旧役場前の方から歩いてきたとのこと。
こんなおばあちゃんが果たしてそんなに歩けるのか。「私は93歳なのよ」とおばあちゃん。93歳のおばあちゃんが三が丘のトレイルを登って縦走するなんて、ますます無理っぽい。
一人暮らしだから、歩いて足を鍛えて老人ホームなんかに行かないようにしなきゃと、けなげなおばあちゃん。何だかとても不思議な感じ。おばあちゃん、ひょっとして森の精?

おばあちゃんと分かれて、山の上の広場へ。旧役場前に向かうトレイルはつつじコース。あじさい公園に向かうコースはあじさいコース、そして海に向かう真名瀬コース。
ククと私はもちろん真名瀬コース。この尾根道は左側に一色の海や長者ヶ崎、右に森戸と、両側に海が見渡せる「両手に海」コース。大好きなトレイル。お天気がよければ富士山も見えるんだけど、このときは黒い雲がかかっていて、伊豆の方向はお天気悪そう。
海に向かって伸びるトレイルをずんずん進んでいくと、最後は真名瀬の熊野神社に下りる急階段。下りも大変だけど、ここは登りは結構辛いコース。傾斜が半端じゃないから。
神社から真っ直ぐ海に出ると、真正面に裕次郎灯台と名島の鳥居、そして富士山の見える浜が終点。
山の中では、アオキの実が真っ赤に熟していたり、マユミの実のピンクのガクが丸っこい花のようにちらちらぶら下がっていたり、彩りも鮮やかだった。
久し振りの「両手に海」トレイル、気持ちよかった~。