昨日は晴天で、ククと海まで散歩に行くと、穏やかな海がやさしい波を寄せては返していた。

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水はきらきら光っていたけど、やはり少しにごりがあるよう。こんないいお天気でもシュノーケルには向かない感じ。

浜辺をのんびり歩いていると、薄いピンク色の貝殻がちらちらと打ち寄せられていた。

かわいいサクラガイ。それもちゃんと繋がっているものばかり。ほんとに花びらか小さなチョウのよう。浜辺で見つけてうれしくなってしまうもののひとつだ。

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拾って帰ろうと手に取ると、どの貝殻にも小さな穴が開いている。これ、天敵のツメタガイが開けたもの。こうしてからに穴を開けて、中身を食べるのだ。

このツメタガイ、底が砂地の海をシュノーケリングしていると、茶碗のような形に砂をゼラチンのようなもので固めたものが海底に転がっているのを見かける。これがタマゴ。砂茶碗と呼ばれている。

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何万というタマゴがこの中に詰まっていて、時期がきたら孵化し、いっせいにサクラガイやらアサリやらハマグリやら、とにかく二枚貝に襲い掛かって食べてしまう。巻貝は肉食が多いということだけど、このツメタガイは有名な二枚貝ハンターだ。

どれもこれも食べられて打ち上げられたサクラガイばかりということは、海の中にはツメタガイがたくさんいて、片っ端から見つけたサクラガイを食べているということ。

どうも最近ツメタガイが増えすぎて、二枚貝がやられる被害が増えてきたと聞いたことがある。ツメタガイを駆除しようという動きもある。

南の海で、珊瑚を食べて死滅させてしまうオニヒトデの大量発生の例もあるけど、生態系のバランスを崩すほどの増殖であれば、人が手を出した方がいいのかな?

やはり、こういうことには専門家の知見が必要で、いったい海の中でどのようなことが起こっているのか知らせて欲しいと思うのは私だけ?

少なくとも、ビーチを歩いていて、穴の開いていないサクラガイを探すのは至難の業。それだけサクラガイが食べられずに生き延びるのが難しい環境があるということは事実。

ちゃんと生き延びて、自分の命を全うできる生き物はほんのわずか。自然界は厳しい。美しいサクラガイを手のひらで眺めながら、しみじみと思ったのだった。